横浜生まれのご当地麺サンマーメン
サンマーメンは、横浜の中華料理店から広まったご当地麺です。戦後まもない昭和20年代、横浜港で働く人たちに向けて、廉価で食べごたえがあり冬でも冷めにくい一杯として親しまれたのが始まりとされます。名前は広東語に由来し、「生(サン)」は新鮮でシャキシャキした食感、「馬(マー)」は上にのせるという意味。シャキシャキの炒め野菜にとろみのあんをからめ、しょうゆ味のスープがはられた一杯で、もやしや豚肉、白菜などの具材が熱々のあんに包まれています。素朴ながらも体の芯から温まる、地元で長く愛され続けてきた味です。
見どころ
- とろみあんが麺とスープをひとつにまとめる、独特の食感
- もやしを中心にした炒め野菜の、軽やかでやさしい味わい
- 店ごとに異なるスープの濃さや、あんのとろみ加減の食べ比べ
- 中華街だけでなく、横浜市内の町中華で気軽に味わえる身近さ
季節の楽しみ方
あんかけは冷めにくいため、寒い季節にとりわけ人気が高まります。湯気の立つ一杯は冬の定番。一方で夏でも、炒め野菜のあっさりした口当たりは食欲をそそり、一年を通して楽しめる懐の深さがあります。
アクセス・基本情報
- 横浜駅周辺や中華街の中華料理店、町中華で広く提供
- 発祥の地・横浜を中心に、神奈川県内の店で幅広く味わえる
- ランチタイムに定食として出す店も多い
- 価格は手ごろで、気軽に立ち寄れる店が中心
- 持ち帰りより店内で熱々を味わうのがおすすめ
旅の実用メモ
- 一杯の価格は千円前後が目安で、半チャーハンなどとの定食も手ごろ
- ランチタイムは町中華がにぎわうため、少し時間をずらすと落ち着いて味わえる
- あんかけで冷めにくいので、寒い季節の外歩きのあとの一杯にぴったり
- 横浜駅や中華街の周辺は町中華が点在し、観光の合間に立ち寄りやすい
- はじめての一杯なら、まずは基本のしょうゆ味で土地の味を確かめるのがおすすめ
ひとことアドバイス
あんが熱いので、最初のひと口はやけどに注意。れんげで野菜とスープをすくいながら、麺をあんごとからめて食べると、この一杯の魅力を存分に味わえます。とろみで最後まで温かいので、ゆっくり味わえるのもうれしいところです。
お土産・持ち帰りのヒント
サンマーメンは、とろみのついた餡にもやしや白菜などの炒め野菜をたっぷりのせた、横浜発祥のご当地麺です。あっさりした醤油味の一杯に熱々の餡が絡み、冬でも冷めにくいのが魅力。作りたてが一番のため持ち帰りには向きませんが、横浜市内の中華料理店やラーメン店で広く味わえます。名前の「サンマー」は秋刀魚ではなく、新鮮な具材を意味するとされます。街の中華店で、素朴で温かな一杯を味わうのがおすすめです。
訪問の実用情報
- 主な伝承地域:横浜市および神奈川県全域。もやし、白菜、キクラゲ、豚肉、人参などを使い、季節に関わらず一年を通して食べられます
- お店の探し方:神奈川県中華料理業生活衛生同業組合の「かながわサンマー麺の会」が公式サイトで加盟店を公開。横浜・川崎・横須賀三浦湘南・相模原厚木秦野の地域別に探せます
- 加盟店の一例:玉泉亭(横浜市中区伊勢佐木町5-127/電話045-251-5630)/11時〜21時30分
- 豆知識:文化庁「100年フード」の令和3年度「未来の100年フード部門」に認定されています
- 注意点:味や具材に明確な定義はなく、醤油味や塩味など店ごとにアレンジされています
※個店の営業時間・料金は店舗により異なります。
(出典:農林水産省「うちの郷土料理 サンマーメン(神奈川県)」、文化庁「100年フード」神奈川県一覧、かながわサンマー麺の会公式サイト)
📚 情報の参照元
本記事は神奈川県の観光案内および各店が公表する情報をもとにまとめています。価格やメニュー・旬は変わることがあるため、詳細は各店の公式情報でご確認ください。
観光のチェックリスト
- 予算の目安: 一杯800円前後〜
- 食べられる場所: 横浜市内ほか神奈川県内の中華料理店・ラーメン店
- おすすめの時間帯: 昼夜とも。寒い季節にとくに人気
- 混雑対策: 人気店は昼どき混む。時間をずらして
- あわせて楽しみたい: 中華街めぐり、横浜の街歩き、餃子
🧭 この記事に関連する特集
✍️ この記事について
この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細