入鹿温泉
熊野市の西部、紀和町の山あいに湧く入鹿温泉は、世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道に近い静かな温泉です。深い山と棚田に囲まれた里にあり、訪れる人は喧騒を忘れて山里の時間に身をゆだねられます。かつて鉱山でにぎわった歴史を持つ土地でもあり、湯とともにこの地ならではの物語にも触れられます。
見どころ
周辺には、棚田の美しい景観や、鉱山の歴史を伝える資料を展示する施設が点在します。熊野古道の一部や山あいの社寺へも足を延ばせ、信仰の道を歩く小旅行が楽しめます。川沿いの風景や山々の眺めは素朴ながら趣があり、ゆったりとした散策に向いています。季節の楽しみ方
春は山桜と棚田の水鏡、初夏は鮮やかな新緑が山里を彩ります。秋は周囲の山が色づき、棚田の稲穂と紅葉が織りなす景色が見事です。冬は静けさが深まり、山里ならではの澄んだ空気のなかで湯あみを楽しめます。