いなごの佃煮
いなごの佃煮は、収穫期の田んぼで捕れるいなごを甘辛く煮付けた、伊那谷を中心に伝わる郷土料理です。山に囲まれ海産物が手に入りにくかった地域で、貴重なたんぱく源として大切にされてきました。砂糖と醤油で照りよく仕上げた佃煮は、ご飯のお供や酒の肴にぴったりです。
見どころ
カルシウムやたんぱく質に富む昆虫食は、近年は持続可能な食として国内外から注目を集めています。香ばしくしっかりとした味付けで、見た目の印象より食べやすいと評判です。蜂の子やざざむしなど、信州にはほかにも独特の昆虫食文化が残っています。季節の楽しみ方
いなご捕りは秋の稲刈り前後が最盛期で、この時期に作られる佃煮は格別です。保存食として作られるため、冬を通して常備菜として食卓に並びます。地域の食文化を知る貴重な味覚体験になります。