美ヶ原温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【長野】
松本市街の東、里山辺にひろがる温泉地です。美ヶ原温泉旅館協同組合の案内によれば千三百余年の歴史をもち、古くは「束間の湯」、のちに「白糸の湯」「山辺温泉」「湯の原温泉」などと呼ばれてきました。現在はこの一群をまとめて「美ヶ原温泉郷」と呼びます。松本城から車で10分ほどという近さで、城下町歩きと湯を組み合わせやすい立地です。
日本書紀に記された「束間の温湯」
旅館協同組合の由来書きによると、美ヶ原温泉の歴史は奈良時代初めにさかのぼります。天武天皇が「束間の温湯」へ行幸しようと三野王に信濃の国の地形図を献上させたことが『日本書紀』に記されており、この「束間の温湯」が今の美ヶ原温泉とされています。安土桃山から江戸時代には松本を治めた歴代城主の保養地として経営され、堀田氏が城主となった寛永・正保のころに入浴施設「山辺茶屋」がつくられました。その後、湯治客のための宿が増え、明治に「山辺温泉」と改称。昭和30年代に現在の「美ヶ原温泉」となりましたが、今も「白糸の湯」「御殿の湯」の呼び名が残っています。
シャワーのお湯まで源泉という潔さ
温泉街の日帰り施設「美ヶ原温泉 ふれあい山辺館 白糸の湯」は、漆喰塗りの白壁にダークブラウンの腰板、信州瓦葺きという蔵造りの外観で、蔵の町松本らしい佇まいです。公式案内では源泉かけ流しで、シャワーとカランのお湯まで源泉を使っていると明記されています。そのぶん割り切った設計で、ごろ寝できるような休憩室はなく、石けん・シャンプーの備え付けやタオルの貸し出しもありません。入浴そのものに特化した施設と考えて、必要なものを持参するか受付で買うのが前提になります。
訪問の実用情報
- 泉質:弱アルカリ性単純温泉。無色透明の湯で、環境庁指定の国民保養温泉です
- 源泉温度:42℃〜45℃
- 効能:神経痛、動脈硬化症など
- 湯づかい:源泉かけ流し。シャワー・カランのお湯も源泉です
- 露天風呂:山辺館に併設された露天風呂があります
- 日帰り入浴の時間:4月からは6:30〜22:00(21:30受付終了)、10月からは7:00〜22:00(21:30受付終了)。12月31日は7:00〜20:00(19:30受付終了)、1月1日は8:00〜22:00です
- 休館日:第1・第3火曜日。祝日の場合は原則営業し、ほかの火曜日を休館にすることがあります。年間の休館予定日は公式サイトに一覧が掲載されています
- 料金:大人400円、子供(小中学生)200円、幼児は無料。令和7年4月1日の改定料金です
- 回数券:11枚綴4,000円、23枚綴8,000円。PayPayが使えます。有効期限は180日です
- 備え付け・タオル:石けん・シャンプー等の備え付けと、タオル等の貸し出しはありません。受付で使い捨ての入浴用品とタオルを販売しています。ヘアドライヤーは有料です
- 休憩室:ごろ寝ができるような休憩室はありません
- そば打ち体験:2階の研修室で9:00〜15:00に開催(要予約)。1人4,000円、組合加盟旅館の宿泊者は3,600円で、2名から。所要約1.5時間で、前日および当日の予約はできません。2階へはエレベーターがあります
- テニスコート:5面。1時間1面1,040円で、6:30から日没まで。組合加盟施設の利用者は520円になります
- 駐車場:普通車用の駐車場があります。大型バス用の駐車場はありません
- アクセス(バス):松本バスターミナルから「ぐるっとまつもとバス 美ヶ原温泉線」で約12分、「美ヶ原温泉」バス停下車、徒歩3分
- アクセス(車):松本駅から約20分、松本ICから約25分、長野駅から約80分
- 周辺:松本市美術館、中町・縄手通り、松本城、旧開智学校校舎はいずれも車で約10分。美ヶ原高原へは車で約50分、上高地へは約1時間です。隣接する浅間温泉とあわせた湯めぐりもできます
- 所要時間の目安:入浴だけなら1時間ほど。松本城や中町通りの町歩きとあわせて半日〜1日
- 所在地:白糸の湯は長野県松本市里山辺85-1。問い合わせは0263-35-9076(月〜金8:00〜18:00)
📚 情報の参照元
美ヶ原温泉の由来(束間の温湯と日本書紀の記述、山辺茶屋、明治の改称、昭和30年代の改称)、泉質・源泉温度42〜45℃・効能・国民保養温泉である点は、美ヶ原温泉旅館協同組合公式サイトの「美ヶ原温泉郷について」で確認しました。白糸の湯の営業時間、休館日、料金、回数券、源泉かけ流しでシャワー・カランも源泉である点、石けん類の備え付けとタオル貸し出しがない点、ドライヤーが有料である点、休憩室がない点、そば打ち体験とテニスコートの料金は同サイトの「日帰り温泉 白糸の湯」ページの記載です。住所、駐車場、バスの路線名と所要時間は松本市公式観光サイトの施設情報、バス停名はアルピコ交通の美ヶ原温泉線の停留所案内をもとにしています。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細