本谷温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【愛媛】
愛媛県西条市の山あい、河之内地区に湧く本谷温泉。松山の道後温泉、今治の鈍川温泉と並んで「伊予の三湯」と称され、第34代・舒明天皇と第37代・斉明天皇が入浴されたと伝わる由緒ある湯です。現在は日帰り温泉施設「本谷温泉館」として年中無休で営業しており、二つの大浴場を男女入れ替えで運営しています。
『日本書紀』の伊予温湯を今に受け継ぐ
『日本書紀』によると、西暦639年、舒明天皇は皇后(のちの斉明天皇)とともに伊予温湯(いよのゆ)に滞在したとされます。夫婦で湯治を目的に訪れたと伝わるこの故事を、本谷温泉館は浴場の名前とつくりに写し取りました。新館の大浴場「伊予温湯」は、古くから都人にも親しまれた温泉をイメージした造り。もう一方の「石湯」は、石の神として信仰され全国の温泉開基に関わったと伝わる少彦名命(すくなひこなのみこと)の言い伝えをもとに設計されており、重厚で落ち着いた雰囲気です。この二つは定期的に男女が入れ替わるため、どちらも味わうには日を改めての再訪が必要になります。
湯づかいを正直に知っておく
源泉は「三芳鉱泉 一号泉・二号泉」。2021年(令和3年)9月に愛媛県西条保健所が交付した温泉分析書には、泉質は「泉質名なし(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)」、源泉温度は20.6度、pH8.2と記されています。冷鉱泉のため、そのままでは入浴できません。掲示された成分に影響を与える項目には、加水はしていないこと、入浴に適した温度に保つため加温していること、衛生管理のため循環ろ過装置と塩素系薬剤を使用していること、入浴剤は使っていないことが明記されています。使用位置での湯温は41.5度です。かけ流しの鮮度を求める湯ではなく、由緒ある古湯を大型施設の設備とともに楽しむ場所、と考えるとよいでしょう。
訪問の実用情報
- 泉質:泉質名なし(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)。源泉名は三芳鉱泉一号泉・二号泉
- 源泉温度・pH:源泉20.6度、pH8.2。浴槽(使用位置)では41.5度
- 湯づかい:加水なし/加温あり/循環ろ過装置あり/塩素系薬剤による消毒あり/入浴剤の使用なし
- 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え症、疲労回復など
- 営業時間:10:00〜22:00(札止め21:30)。毎月第4水曜日のみ12:00〜22:00
- 定休日:年中無休
- 入浴料:大人700円、小人(3歳から小学生)350円
- 回数券:3回1,850円、7回3,900円、11回5,700円
- 家族風呂(貸切):1室のみで90分3,000円。脱衣場にベビーベッドとお手洗いを備える
- 露天風呂:二つの大浴場のどちらにも露天風呂と外気浴スペースがあり、サウナ・水風呂も完備
- 館内設備:入口にキッズ向けアーケードゲームと滑り台、2階に漫画・雑誌、マッサージ、女性専用セルフエステ、ミーティング室、貸切カラオケルーム4室など。多目的室と研修室は利用料無料
- 駐車場:約50台、無料
- アクセス(電車・バス):JR予讃線の壬生川駅から本谷温泉行きのバスを利用
- アクセス(車):松山自動車道の東予丹原ICから約15分、いよ小松ICから約18分
- 所要時間の目安:入浴だけなら1時間、館内の休憩設備まで使うなら2〜3時間
- 所在地・電話:愛媛県西条市河之内甲494/0898-66-0372
📚 情報の参照元
浴場の構成(伊予温湯・石湯の男女入れ替え、露天風呂・サウナ・水風呂)、家族風呂の料金とベビーベッドの設置、入浴料と回数券、営業時間・年中無休、所在地・電話番号は本谷温泉館の公式サイト(2026年4月にリニューアル)の各ページで確認しました。泉質名・源泉温度20.6度・pH8.2・使用位置41.5度、および加水なし/加温あり/循環ろ過/塩素系薬剤使用の記載は、同サイトに掲示された愛媛県西条保健所交付の温泉分析書(令和3年9月)によります。駐車場約50台、壬生川駅からのバス、東予丹原IC・いよ小松ICからの所要時間、毎月第4水曜日の営業時間、効能は愛媛県観光物産協会「いよ観ネット」の施設情報で確認しました。舒明天皇の伊予温湯滞在(西暦639年)と少彦名命の伝承は、本谷温泉館公式サイトの温泉紹介ページの記載によります。料金・営業時間・設備は変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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