磐梯熱海温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【福島】
福島県郡山市の西、五百川(ごひゃくがわ)の谷あいに開けた温泉地です。開湯は約800年前と伝わり、郡山市の案内によれば現在も約27軒の温泉宿が軒を連ねています。東北新幹線の郡山駅からJR磐越西線で約13分、磐越自動車道の磐梯熱海ICもすぐそばという交通の便のよさから、「郡山の奥座敷」として親しまれてきました。
「熱海」の名と萩姫伝説
海のない内陸なのに「熱海」を名乗るのは、800年以上前の鎌倉時代、この地を治めた領主・伊東祐長(すけなが)が、故郷である伊豆国の熱海を偲んで名づけたためと伝えられます。熱海町には「上伊豆島」「下伊豆島」といった地名も残っています。
温泉地の別名「萩姫の湯」は南北朝時代の伝説に由来します。京都の公家・万里小路藤房(までのこうじふじふさ)の一人娘・萩姫が病に伏したとき、侍女の雪枝が比叡山にこもって快癒を祈願しました。満願の日、不動明王が現れ「東北へ向かい、数えて五百本目の川岸に霊泉がある」と告げます。二人は京都を発ち、ついに五百本目の川のほとりで湧き出る湯を見つけました。萩姫がその湯につかると病はたちまち癒え、元の美しい姿に戻ったといいます。温泉街を流れる川が「五百川」と呼ばれるのは、この伝説にちなんだものです。
「とろとろ」の正体はpH9.1
磐梯熱海の湯はよく「とろとろする」と言われますが、湯そのものが粘っているわけではありません。観光協会の解説によれば、湯と肌の古い角質が反応することであの独特の感触が生まれます。pHは9.1で、これは一般的な石けんとほぼ同じ値です。湯上がりにあがり湯をかけず、温泉成分を肌に残すのが美肌の秘訣とされています。
訪問の実用情報
- 泉質:アルカリ性単純泉。源泉は郡山市営第1号泉・第4号泉・第7号泉。無色・透明・無臭・無味
- 源泉温度:53.0℃。pH9.1
- 適応症:この温泉固有の適応症はきりきず、やけど。一般的適応症は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
- 日帰り入浴(共同湯「霊泉」元湯):6:00〜20:00(受付19:30まで)。かけ流し。料金は時間帯制で、6:00〜は大人600円・子供300円、14:00〜は大人400円・子供200円、16:00〜20:00は大人300円・子供150円
- 元湯の大広間プラン:2階大広間の利用と入浴料込みで8:00〜16:00、大人1,100円・子供550円。飲食物の持ち込みができます
- 元湯の所在地:福島県郡山市熱海町熱海4-22(TEL 024-984-2690)。JR磐梯熱海駅から徒歩1分。駐車場あり
- 郡山ユラックス熱海:改修工事を終えて2026年7月20日に再オープンしました。健康温泉は9:00〜21:00(最終受付20:00)、温水プールは9:30〜20:30(最終受付19:30)。休館日は5月・8月・1月以外の第1火曜日
- ユラックスの浴槽:「萩の湯」「岩の湯」の2浴場に全身湯・圧注湯・寝湯(岩の湯のみ)・サウナ・露天風呂・水風呂・かぶり湯・つぼ湯・泡沫湯。改修でサウナはヒノキ素材に、床は滑りにくい素材に替わりました
- ユラックスの料金:1日利用券は大人1,000円・中学生600円・小学生以下400円、1回利用券は大人400円・中学生300円・小学生以下200円(4歳未満無料)。午後5時以降に1日券を使う「アフター5」は大人600円・中学生400円・小学生以下300円。回数券は12枚綴り
- ユラックスの備品・休憩室:シャンプー・リンス・ボディーソープ・ドライヤーを常備。タオル類は販売です。約250名収容の大広間休憩室は1日券のみ利用可。浴衣の提供とお茶のサービスは終了しています
- 障がいのある方:ユラックスでは身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を受付に提示すると利用料が無料になります
- 子ども連れ:ユラックスの健康温泉は子どもとの混浴が6歳まで。温水プールは3歳以上でオムツが完全に取れている方に限られます
- 露天風呂のある日帰り施設:紅葉館きらくや、萩姫の湯 栄楽館、八景園、山城屋、湯のやど楽山、ホテル華の湯など。元湯は内湯のみです
- 貸切風呂:湯のやど楽山の露天風呂貸切(45分2,000円、要予約、貸切はかけ流し)、深山荘の五右衛門風呂貸切(50分、ペア2,000円・4名まで3,000円、要予約)、ホテル華の湯の貸切風呂(45分3,000円+入浴料×人数)。八景園の貸切風呂はしばらくの間休止中です
- 昼のメンテナンス休止:萩姫の湯 栄楽館は12時〜13時、ホテル華の湯は12:30〜13:00が入浴休止時間です
- 無料の足湯:磐梯熱海駅前の足湯は9:30〜17:00で無休、入浴無料、駐車場あり。奥熱海温泉郷の「ケヤキの森 足湯」は9:00〜日没まで無料で、隣に手湯もあります
- 駐車場:郡山ユラックス熱海に無料駐車場547台(普通車520台、中型10台、大型17台)
- アクセス(鉄道):JR磐越西線・磐梯熱海駅。郡山駅から約13分。元湯は駅から徒歩1分、ユラックス熱海は徒歩8分
- アクセス(車):磐越自動車道・磐梯熱海ICからユラックス熱海まで車で約5分
- 所要時間の目安:元湯の入浴だけなら1時間、大広間で休憩するなら半日
- 冬季の道路事情:足湯は冬に凍結のおそれがあるため、車で訪れる際はスタッドレスタイヤなどの冬装備を
夕方16時以降は元湯が大人300円になります。街歩きの締めくくりに立ち寄るなら、この時間帯が狙い目です。
📚 情報の参照元
泉質「アルカリ性単純泉」と源泉名(郡山市営第1号泉・第4号泉・第7号泉)、泉温53.0℃、pH9.1、知覚的試験の結果、固有の適応症と一般的適応症の一覧、「とろとろ」の理由とあがり湯をかけない入り方、伊東祐長が伊豆国の熱海にちなんで名づけたという地名の由来、萩姫伝説と五百川の名の由来は、磐梯熱海温泉観光協会の公式サイト「ようこそ『萩姫の湯』磐梯熱海温泉へ」で確認しました。共同湯「霊泉」元湯の入浴時間・時間帯別料金・大広間プラン・住所・駐車場・駅から徒歩1分という位置、各日帰り施設の露天風呂の有無とかけ流し表示、貸切風呂の料金と八景園の貸切風呂休止、昼のメンテナンス休止、足湯2か所の時間と料金は、同サイトの日帰り温泉・元湯詳細・観光スポットの各ページによります。開湯約800年と約27軒の温泉宿という規模は郡山市公式ウェブサイトの磐梯熱海温泉ページで確認しました。郡山ユラックス熱海の2026年7月20日の再オープン、営業時間・休館日・料金・浴槽構成・常備品・休憩室・子どもの利用条件・障がい者の料金免除・駐車場547台・IC/駅からの所要時間は、郡山ユラックス熱海の公式サイトのお知らせ、施設概要、利用料金表の各ページによります。
変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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