群馬県の紅葉名所と見頃|谷川岳・吹割の滝・赤城山
群馬の紅葉について
日本列島が秋色に染まる季節、群馬県の山々はひときわ鮮烈な表情を見せます。標高差のある地形が生み出す色彩のグラデーションは、赤・橙・黄が幾重にも重なり合い、まるで巨大な絵画のよう。谷川岳・吹割の滝・赤城山——それぞれが個性豊かな紅葉の舞台として、毎年全国から旅人を惹きつけています。
見頃は例年10月上旬〜11月下旬。標高の高い谷川岳では10月上旬から色づきが始まり、赤城山・吹割の滝へと順番に秋が降りてくるため、時期をずらしながら複数のスポットを巡る「紅葉ハシゴ旅」も群馬ならではの贅沢な楽しみ方です。
そしてもうひとつ、群馬の紅葉旅が特別な理由があります。それは、どのスポットにも名湯が隣接していること。紅葉に酔いしれた後、山の温泉で体を芯から温める——この黄金コンボを味わえるのが、群馬の秋旅の最大の魅力です。色づく山々と湯けむりが誘う、とっておきの秋の旅へ出かけましょう。
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谷川岳
標高1,977m。日本百名山にも選ばれた谷川岳の紅葉は、群馬の秋の中でも圧倒的なスケールを誇ります。ロープウェイで天神平(標高約1,300m)まで一気に上がった瞬間、眼下に広がるのは赤・黄・橙が折り重なる錦の絨毯。遮るものがない山上の空気に包まれながら眺めるその光景は、「群馬に来てよかった」と思わず声が出るほどの感動をもたらしてくれます。晴れた日には、雄大な双耳峰の山容と燃えるような山肌のコントラストに、言葉を失う瞬間が必ず訪れるはずです。
見頃は例年10月上旬〜中旬が最盛期。特に朝の光が斜めに差し込む午前中の早い時間帯(8〜10時台)は、葉が透き通るように輝き、写真映えも抜群です。逆光気味に葉が光る「透過光」の美しさは、午後には味わえない朝だけの特権。ぜひ始発のロープウェイを目指してください。
天神平からさらに天神尾根を歩けば、360度の紅葉パノラマを独占できる絶景ポイントに出会えます。稜線に出ると視界が一気に開け、色とりどりに染まった谷筋の奥に新潟の山並みが重なる光景は、息が止まるほどの美しさ。往復で2〜3時間ほどのコースなので、体力に自信がある方はぜひ足を延ばしてみてください。足元が不安な方も、天神平の展望デッキからだけで十分すぎるほどの絶景が楽しめます。
地元ならではの楽しみ方として、ロープウェイ乗り場周辺の「土合口駅」エリアも見逃せません。谷川岳インフォメーションセンター近くのカフェでは、地元産のリンゴを使ったスイーツやホットドリンクを楽しみながら、ゆったりと山の景色を眺めることができます。また、麓の「湯檜曽温泉」や「水上温泉」に前泊すると、朝一番の混雑前にロープウェイに乗れて一石二鳥。江戸時代から続く名湯でゆったり体を整えてから、最高のコンディションで紅葉を楽しむ——これが通の旅スタイルです。
アクセス
- 電車利用: JR上越線「土合駅」下車、ロープウェイ乗り場(谷川岳ヨッホ)まで徒歩約20分・約1.5km。公式が「歩道が狭いので注意」と案内しています
- 東京から: 上野駅から水上駅まで新幹線+在来線で約1時間40分〜2時間、水上駅から土合駅は在来線で約10分。水上駅からタクシー利用も便利(約15分・目安1,500〜2,000円)
- 車利用: 関越自動車道「水上IC」から約15分。駐車場は立体駐車場(約700台・有料)が隣接。9月19日〜11月3日は紅葉繁忙期料金で1〜5階1,000円・6階1,200円、支払いは現金のみです
旅行者へのヒント: 紅葉シーズンのロープウェイは大変混み合い、週末は1〜2時間待ちになることも珍しくありません。平日の朝イチ(始発便)を狙うか、公式サイトでチケット情報や混雑予測を確認してから向かうと安心です。山頂付近は気温が低く、10月上旬でも最低気温が一桁台になることがあります。フリースやウィンドブレーカーは必携で、重ね着で調節できる服装が理想的。天神尾根を歩く場合は、底のしっかりしたトレッキングシューズを履いていきましょう。また、土合駅は日本一のモグラ駅として有名で、ホームが地下70mにある珍スポット。電車利用の方はせっかくなので462段の階段も体験してみてください。
赤城山
群馬県民に長く愛されてきた赤城山は、知れば知るほど奥深い「地元の秋」の宝庫です。山頂部に静かに湛えられた大沼(おの)と小沼(この)の湖面に映り込む紅葉は、風のない穏やかな朝にゆらゆらと揺れ、まるで水鏡のような幻想的な美しさを見せてくれます。鏡のような湖面に映し出される山肌の赤と青空の青——この「湖×紅葉」という群馬ならではの絶景は、一度見たら忘れられないほど鮮烈な印象を残します。「こんな景色が無料で見られるなんて」と驚く旅行者が後を絶たない、群馬が誇る秋の隠れた名所です。
見頃は例年10月中旬〜11月上旬。大沼周辺の遊歩道は整備されており、アップダウンも穏やかなため、小さな子ども連れのご家族やシニアの方でも気軽に紅葉ハイキングを楽しめます。湖を一周するコースは約1時間。歩く速度を落として、湖面の反射や木漏れ日に映える色づいた葉を観察しながら歩けば、時間を忘れてしまうほどです。
赤城山全体を見渡せる「覚満淵(かくまんぶち)」の木道散策は、ハイカーの間で口コミで広がる隠れた名コース。湿原を縁取るように広がる紅葉と、木道の先に続く静寂の景色は、どこか北欧の風景を思わせます。特に朝霧が漂う早朝(7〜8時台)に訪れると、霧の中に浮かび上がる紅葉と湿原の神秘的な共演は、まさに別世界。写真家が早朝から三脚を構えていることも多く、「撮れる景色」としても随一のスポットです。
穴場情報: 観光客が集まる大沼エリアから少し離れた「姫百合駐車場」周辺の山道は、地元の人がひっそりと通う紅葉散策路。色づいたカエデやナナカマドのトンネルを独り占めできる、知る人ぞ知るスポットです。また、山頂エリアから車で少し下った「赤城山南面道路」沿いの紅葉も見事で、ドライブしながら車窓越しに楽しめる点が人気。展望の利く駐車スペースに車を停めながら、関東平野を背景にした山の紅葉を眺めるひとときは格別です。
アクセス
- 電車+バス利用: 前橋駅北口6番のりばから関越交通の赤城山直通バスで山頂へ。ただし直通バスは土日祝のみで、平日は富士見温泉での乗り換えが必要です。2026年9月19日から終点が「スノーピークランドステーション赤城」に変わりました
- 東京から: 上野・新宿方面から高崎・前橋まで新幹線または特急で約1時間10分〜1時間30分、前橋駅からバスで約1時間
- 車利用: 関越自動車道「赤城IC」から山頂(大沼)まで約40分。赤城道路は秋の晴れた日は沿道の紅葉も美しく、ドライブ自体が観光になる
- 駐車場: 大沼周辺に複数の駐車場あり。紅葉シーズンの週末は満車になることが多いため、7時〜8時台の早朝到着が鉄則
旅行者へのヒント: 山頂付近は霧が出やすく、一面ガスがかかると視界が大幅に制限されることも。天気予報だけでなく、現地の最新情報を確認してから出発すると安心です。なお県立赤城公園ビジターセンターは2025年3月31日で閉館し、後継の「スノーピークランドステーション赤城」が2026年9月19日にオープンしました。覚満淵の公衆トイレは閉鎖中(2026年9月時点)なので、トイレは手前で済ませておきましょう。ハイキングの際は飲み水と軽食を持参するのがベター。大沼畔には地元の食堂が数軒並んでおり、群馬の秋の味覚として絶対に味わってほしいのが「わかさぎの天ぷら」。大沼で獲れたばかりのわかさぎをサクッと揚げたこの一品は、紅葉狩りのエネルギー補給にも最高です。食後は湖畔のベンチでのんびり過ごすのが、地元流の赤城時間。
吹割の滝
「東洋のナイアガラ」とも称される吹割の滝は、豪快な滝と燃える紅葉が一体となった、群馬屈指のドラマチックな絶景スポットです。片品川が長い年月をかけて削り込んだ奇岩・奇石が連なる渓谷の中央に、幅約30m・高さ約7mの滝が轟音とともに流れ落ちる——その迫力は、写真では絶対に伝わりきらないものがあります。初めて目にした瞬間、「こんな場所が群馬にあったのか」と驚きと感動が同時に押し寄せてくる、まさにサプライズの絶景です。
秋になると、その荒々しい滝の周囲をカエデやブナが鮮やかに彩り、白く砕ける水しぶきと紅葉のコントラストが他の追随を許さない美しさを生み出します。動と静、荒々しさと繊細さ——相反するふたつの表情が同時に味わえるのが、吹割の滝が特別な理由です。
見頃は例年10月下旬〜11月中旬。谷川岳や赤城山よりも少し遅く色づくため、「もう紅葉は終わってしまったかな」という時期でも、吹割の滝なら十分に秋を楽しめます。「紅葉の終盤戦をどこで過ごすか」という問いへの、群馬からの答えがここにあります。
遊歩道から滝を見下ろすルートと、対岸から全景を望む展望台ルートの2パターンがあり、両方を歩いてもわずか1〜1.5時間ほど。それでいてこれだけの絶景が楽しめるコストパフォーマンスの高さが、リピーターを生み続ける秘密です。
穴場情報: 多くの観光客が滝そのものに目を奪われる中、見落とされがちなのが遊歩道沿いに点在する「般若岩」「獅子岩」といった奇岩群。紅葉に染まった背景の中で、自然が作り出した岩の造形を眺めながらゆっくり歩くと、発見と驚きの連続です。また、吹割の滝から車で約10分のところにある「老神温泉」は、日帰り入浴を受け付けている温泉宿が点在する隠れた名湯処。大自然の迫力に圧倒された後、静かな川沿いの温泉で体を温める——これが吹割を満喫する地元流の過ごし方です。温泉宿の数が少ないぶん混雑も少なく、穴場感がたまりません。
アクセス
- 電車+バス利用: JR上越線「沼田駅」から関越交通バス「鎌田行き」に乗車、「吹割の滝」バス停下車 徒歩約3分(所要は沼田市が約40分、沼田市観光協会が約45分と案内)。本数が限られるため、事前に時刻表を確認しておくと安心
- 東京から: 上野駅から新前橋駅・渋川駅経由で沼田駅まで約1時間30分〜2時間。高速バス(新宿〜沼田)も便利で、乗り換えなしで行けるのがメリット
- 車利用: 関越自動車道「沼田IC」から約30分。尾瀬や日光方面への観光と組み合わせやすい立地も魅力
旅行者へのヒント: 遊歩道は一部に足場の悪い箇所があり、雨天後は特に岩が滑りやすくなります。スニーカーよりも底の厚いトレッキングシューズで訪れることを強くおすすめします。滝に近い場所では水しぶきがかかることもあるため、風の強い日はレインウェアや防水バッグがあると快適。カメラのレンズが濡れないよう、レンズクロスも忘れずに。周辺の駐車場は「無料」「有料(普通車500円程度)」「商品券等の交付を駐車料代わりとするもの(500〜1,000円程度)」の3形態があると沼田市が説明しています。看板の表示を必ず確認してから停めてください。市営の無料駐車場は吹割大橋手前の信号の右側にありますが約10台と少なめです。時間に余裕があれば、周辺の農産物直売所で群馬のリンゴやなめこをお土産に買って帰るのもおすすめ。秋の群馬の味を自宅でも楽しめます。
紅葉の見頃と楽しみ方
群馬の紅葉は、山の高さに応じて時期が順番にずれていくのが大きな特徴です。
| スポット | 標高 | 見頃の目安 |
|---|---|---|
| 谷川岳(天神平) | 約1,300m | 10月上旬〜中旬 |
| 赤城山(山頂エリア) | 約1,300m | 10月中旬〜11月上旬 |
| 吹割の滝 | 約800m | 10月下旬〜11月中旬 |
この「時差」をうまく活用すれば、10月〜11月の約2ヶ月間、群馬の紅葉を追いかけながら旅を楽しむことができます。同じ県内で、標高の高い順に秋が「降りてくる」のを体感できるのは、群馬旅ならではのスペシャルな体験です。
週末の1泊2日プランなら、初日に谷川岳をロープウェイで登り、水上温泉に宿泊。2日目の朝に吹割の滝を訪れてから老神温泉で日帰り入浴——というルートが旅行者に人気です。時間と体力に余裕があれば赤城山を加え、山麓の前橋や渋川でご当地グルメを楽しむコースもおすすめ。渋川近くの「伊香保温泉」でもう一泊すれば、温泉と紅葉を贅沢に堪能する大人の秋旅が完成します。
群馬の秋は、きっとあなたの期待を超えてくる——。深呼吸したくなるほど澄んだ山の空気と、燃えるような紅葉の色彩と、体の芯まで温めてくれる名湯を、ぜひ自分の目と肌で確かめに来てください。
紅葉シーズンの実用情報(公式発表ベース)
群馬の紅葉スポットは、2025年から2026年にかけて名称・施設・交通が大きく変わりました。古い情報のまま出かけると現地で戸惑うポイントがいくつもあるため、公式発表に基づいて整理します。
① 谷川岳ロープウェイは「谷川岳ヨッホ by 星野リゾート」になりました
まず名前が変わっています。運営が星野リゾートとなり、公式サイトも tanigawadake-joch.com に移りました。検索で出てくる旧ドメインは下層ページがすべて消えているので、最新情報は新しい公式サイトで確認してください。
運行(公式サイト記載)
- 営業期間:2026年4月18日〜11月15日(予定)
- 運行時間:平日 8:00〜17:00/土日祝 7:00〜17:00
- 上り最終:ロープウェイ16:30/リフト16:00
- 所要:片道約15分(最速7分)、約3分間隔で連続運行
- 定休:4月と11月に年2回メンテナンス休業。5〜10月は無休
料金(2025年12月1日改定)
| 券種 | おとな | 小学生 |
|---|---|---|
| ロープウェイ 往復 | 3,000円 | 1,500円 |
| ロープウェイ 片道 | 1,800円 | 900円 |
| ロープウェイ+リフト セット往復 | 3,600円 | 2,000円 |
往復券は販売日から4日間有効。30名以上の団体割引、障害者手帳割引(第1種は同伴者1名も対象)があります。
駐車場は紅葉期だけ料金が上がります(ここが要注意)
立体駐車場は約700台。通常のグリーンシーズンは1〜5階500円・6階800円ですが、9月19日〜11月3日は1〜5階1,000円・6階1,200円に変わります。支払いは入庫時に係員へ現金のみ、カードは使えません。EV充電(200V・6kW)が5台分あり24時間利用可。
夜間は立体駐車場1階のみ約40台が開放されますが、公式に「繁忙期(お盆、9月下旬〜11月上旬等)は夕方6時〜朝7時に閉鎖する場合がある」「紅葉シーズンの繁忙日は特定日の夜間入庫をお断りする」と明記されています。前夜入りして車中泊、という計画は立てないほうが安全です。駐車場内でのテント設営・ガスバーナー等の火気使用は固く禁止(発見時は即退場)とも書かれています。
なお、車高制限の数値は公式サイト内でも「2.2m」と「2.1m」の記載が食い違っており、車高の高い車の駐車位置についても説明が分かれています。背の高い車で行く方は、事前に電話で確認してから向かってください。
山上のレストラン
「ビューテラスてんじん」は9月19日〜11月15日の期間、ドリンク9:00〜16:00/デザート10:00〜15:00台/食事11:00〜15:00(L.O)。それ以前の期間は営業時間が短いので、紅葉期は比較的ゆっくり食事ができます。
② 一ノ倉沢は「2026年11月5日から全面通行止め」です
谷川岳の紅葉でもうひとつ有名な一ノ倉沢へ向かう国道291号(谷川岳登山指導センター下〜一ノ倉沢、約3km)は、通年でマイカー通行止めです(自転車・緊急車輌・管理車輌は除く)。徒歩か自転車か、後述の電気ガイドバスで向かうことになります。
そして2026年は例年と決定的に違う点があります。みなかみ町観光協会の発表により、2026年11月5日(木)からマチガ沢の水路補修工事のため、歩行者も含めて全面通行止めになります。大型重機が入るためで、2026年の一ノ倉沢の紅葉シーズンは11月4日で事実上終了します。「11月中旬でも歩ける」と書かれた古い記事を見て出かけないよう注意してください。
電気ガイドバス(2026年)
- 運行:2026年5月23日(土)〜10月31日(土) の毎日 ※例年より早く終了します
- 運賃は無料ですが、ガイド料が片道1人500円必要
- 2026年から中学生も有料になりました(無料は小学6年生まで)
- 予約・場所取りは不可、先着順
- 谷川岳山岳資料館 発着
- 従来12時台にあった昼便は2026年から廃止
- 問合せ:一ノ倉沢道路適正利用推進協議会(みなかみ町役場観光商工課内)TEL 0278-25-5028
介護が必要な方は、介護タクシーで一ノ倉沢まで入れます(有料・ユニバーサル総合企画 TEL 0278-50-9011)。
レンタサイクル(谷川岳ヨッホ運営)は2026年5月23日〜11月4日、9:00〜16:30(最終返却)、90分2,000円、中学生以上(身長145cm未満・体重90kg以上は不可)、専用サイトで前日11時まで予約。片道約3.3km・約20分です。通行止めが始まる11月5日の前日で運行が終わる設定になっています。
標高別の見頃(みなかみ町観光協会の例年の目安)
| 場所 | 例年の見頃 |
|---|---|
| 谷川岳 肩の小屋 | 9月20日頃 |
| 天神平〜天神峠 | 10月5日頃 |
| 土合口駅〜天神平 | 10月中旬頃 |
| 一ノ倉沢 | 10月15日頃 |
③ 赤城山は2026年9月19日に「バスの終点」が変わります
これも古い情報のまま行くと迷う変更点です。
- 群馬県立赤城公園ビジターセンターは2025年3月31日で閉館しました
- 後継施設の「スノーピークランドステーション赤城」が2026年9月19日(土)にオープンします
- これに伴い、関越交通バスの終点が9月18日まで「あかぎ広場前」、9月19日から「スノーピークランドステーション赤城」に変わります
- 同日から「湖尻厚生団地入口」バス停が「沼尻キャンプ場入口」に名称変更されます
つまり2026年の紅葉シーズンは、すべて新しい施設・新しいバス停名になった後です。「赤城山ビジターセンターで降りる」という案内は使えません。
バスは土日祝しか直通がありません
- 前橋駅〜富士見温泉〜赤城山の直通バスは土日祝のみ運行。平日は富士見温泉での乗り換えが必要です
- 夏ダイヤは4月1日〜11月30日。前橋駅北口6番のりば発
- 支払いは現金・交通系IC(車内チャージは1,000円札のみ、オートチャージ不可)
- フリー乗車券(2026年4月1日改定):前橋駅〜赤城山 おとな3,750円/小人1,880円、富士見温泉〜赤城山 おとな2,400円/小人1,200円。紙の乗車券は販売終了し、ジョルダンのアプリ「乗換案内」でのみ購入できます
見頃と現地の情報
- 前橋観光コンベンション協会の公式:大沼周辺の例年の紅葉時期は10月中旬
- 2025年の実績(同協会が10月29日に発表):大沼湖畔エリアが見頃、ひめゆり駐車場付近は11月1〜3日頃に見頃。「山頂付近は市街地より約10℃低い」
- 覚満淵:標高1,360m・周囲約1km。新しい木道が2024年秋に完成し、ビジターセンター側入口〜観察デッキはバリアフリーで車椅子でも通れます。1周の所要は群馬県が30分、前橋観光コンベンション協会が約40分と記載が分かれています
- 大沼:標高1,340m・周囲4km・最大水深19m・1周約60分
- 大沼の啄木鳥橋(きつつきばし)は、架け替え工事のため2019年から通行止めでしたが2025年12月16日に開通しました。「渡れない」と書かれた古い情報が残っていますが、現在は渡れます
- 覚満淵の公衆トイレは閉鎖中です(2026年9月1日時点。水道管損傷および新施設開業に伴うもの)。トイレは事前に済ませてください
- 赤城山総合観光案内所(TEL 027-287-8061)の営業期間は4月中旬〜11月中旬
- 秋の紅葉ライトアップは公式に案内がありません(赤城山らんたん祭りは8月開催です)
冬期閉鎖は紅葉期にはかかりません:県道16号 大胡赤城線は2025年12月16日から、県道251号 沼田赤城線は2026年1月5日から閉鎖でした(令和7年度実績)。紅葉シーズンはどちらも通行できます。ただし2026-27年冬の日程はまだ公表されていません。
④ 吹割の滝は「駐車場の3形態」を知っておくと得します
沼田市公式サイトの記載です。
- 見頃:例年10月下旬から11月上旬(沼田市の「例年」表記)
- 観覧料:無料
- 遊歩道一周:約1時間
- 冬期閉鎖:12月中旬〜3月下旬。遊歩道は夜間通行止め(=ライトアップはありません)
安全面(沼田市公式の原文に近い注意):遊歩道には柵がなく、鱒飛の滝から吹割の滝までは道幅が狭く雨で滑りやすくなります。「過去には落下による死亡事故も起きていますので、白線の内側には絶対に入らないでください」と市が明記しています。滝の縁は本当に危険です。
駐車場の見分け方
沼田市は周辺の民間駐車場を次の3形態に分けて説明しています。
1. 無料 — 食堂や一部のおみやげ屋 2. 有料 — おおむね普通車500円・バイク100円程度(看板表示を確認) 3. 商品券等の交付による駐車場 — 無料/有料の表示がなく、商品券等の販売を駐車料代わりとするもの。おおむね普通車500〜1,000円程度
「無料」と書いていない駐車場に停めると、後から商品券の購入を求められることがある、という仕組みです。市営駐車場は沼田インターから向かって吹割の滝手前の信号機の右側にあり、沼田市観光協会は「吹割大橋手前信号の右側に無料駐車場(約10台)」としています。台数が少ないので早着が前提です。
増水による通行止めがあります:2026年8月27日(木)に増水で遊歩道が全面通行止めとなり、翌8月28日に解除されました。沼田市観光協会は「今後も天候等により通行止めになることがあります」としています。雨が続いた後は、出発前に沼田市観光協会のお知らせを必ず確認してください。
沼田市周遊1日フリー乗車券(関越交通・2026年4月1日〜):沼田駅〜吹割の滝 2,200円/上毛高原駅〜沼田駅〜吹割の滝 3,200円。
⑤ クマ対策は群馬の紅葉旅では必須です
群馬県のツキノワグマ情報(2026年8月19日更新)によると、令和8年度は8月13日までに人身被害が2件(6月29日 桐生市・鳴神山山頂付近で登山中、8月13日 みどり市・渓流釣り中)発生しています。目撃・出没件数は4月29件、5月113件、6月215件、7月171件。
そして紅葉シーズンこそが最も危険です。令和7年度は年間1,398件の目撃のうち10月が519件と突出しており、その10月にみなかみ町・沼田市で人身被害が集中しました(10月7日 沼田市恩田町のスーパー店内、10月13日 みなかみ町下津、10月18日 みなかみ町羽場・高日向 など)。まさにこの記事で紹介しているエリアと季節です。
谷川岳ヨッホの公式FAQにも「谷川岳周辺はクマの生息域です。安全対策はしておりますが、登山・ハイキング予定のお客様はクマ鈴や音の鳴る物等をお持ちください」と書かれています。県立赤城公園も「クマ目撃情報マップ」をPDFで公開中(2026年8月25日更新)。
群馬県の呼びかけ:クマ鈴やラジオなど音の出るものを携行する/クマ撃退スプレーを持つ/早朝・夕方の行動を避ける/単独行動を避ける/新しい糞や足跡を見つけたら引き返す。目撃したら群馬県自然環境課(027-226-2877)へ。
出かける前のチェックリスト
- [ ] 谷川岳の公式サイトは tanigawadake-joch.com(旧ドメインの下層ページは消えています)
- [ ] 谷川岳の駐車場は9/19〜11/3が繁忙期料金(1〜5F 1,000円)、現金のみ
- [ ] 背の高い車は駐車可否を事前に電話確認
- [ ] 前夜からの車中泊はしない(繁忙期は18時〜翌7時閉鎖の場合あり)
- [ ] 一ノ倉沢は2026年11月5日から歩行者も通行止め。行くなら11月4日まで
- [ ] 電気ガイドバスは10月31日で終了、ガイド料片道500円、予約不可・先着順
- [ ] 赤城山のバス終点は9月19日から「スノーピークランドステーション赤城」
- [ ] 赤城山の直通バスは土日祝のみ。平日は富士見温泉で乗り換え
- [ ] フリー乗車券はジョルダンのアプリでのみ購入可(紙券は廃止)
- [ ] 覚満淵の公衆トイレは閉鎖中。トイレは手前で済ませる
- [ ] 吹割の滝は白線の内側に入らない(過去に落下死亡事故)
- [ ] 吹割の滝の駐車場は「無料」「有料」「商品券交付」の3形態。看板を必ず確認
- [ ] 雨の後は沼田市観光協会のお知らせで通行止めを確認
- [ ] クマ鈴は必携。特に10月はみなかみ町・沼田市で被害実績あり
- [ ] 山頂付近は市街地より約10℃低い。防寒着を1枚多めに
情報の参照元
このセクションは、谷川岳ヨッホ by 星野リゾート公式サイト(アクセス/よくあるご質問/施設情報/レンタサイクル)、みなかみ町観光協会、沼田市、沼田市観光協会、群馬県(県立赤城公園/道路の冬期閉鎖/ツキノワグマ情報)、前橋観光コンベンション協会、関越交通の各公式発表(いずれも2026年9月6日時点)に基づいています。
2026年秋の見頃予想は、3スポットとも公式発表がまだありません。また、電気ガイドバスの発車時刻、赤城山直通バスの便数と片道運賃、大沼周辺の各駐車場の台数と料金は公式にPDFや画像でしか掲載されていないか記載がないため、この記事では書いていません。お出かけ前に各公式サイト・電話で最新情報をご確認ください。
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細