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茨城県の冬旅おすすめスポット|偕楽園梅まつり・袋田の滝氷瀑・筑波山

Photo by Ivan Yurkin on Unsplash

茨城県の冬旅おすすめスポット|偕楽園梅まつり・袋田の滝氷瀑・筑波山

🌸 茨城県|2026/5/22|⏱ 約14

茨城の冬の魅力

「冬の旅先に茨城?」——そう思った方こそ、ぜひ読み進めてください。その答えは、きっと旅への期待に変わるはずです。凍てつく寒気が生み出す氷の芸術、梅の香りが静かに漂う日本最古の庭園、そして雲の海に浮かぶ霊峰の神秘的な眺め——茨城の冬には、ほかのどの季節にも、ほかのどの場所にも、決して出会えない絶景と体験が待っています。寒さが深まるほどに輝きを増し、訪れた人の心を震わせる。そんな茨城冬旅の魅力を、とっておきの穴場情報や旅のヒントとともに、たっぷりとお届けします。

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袋田の滝氷瀑

「日本三名瀑」のひとつに数えられる袋田の滝。普段でも幅73m・落差120mという圧倒的なスケールで訪れる人を驚かせますが、冬になるとその姿はさらに劇的な変貌を遂げます。厳冬期、滝全体の水流がゆっくりと凍りつき、白銀の巨大な「氷の壁」へと姿を変えるのです。幾重にも連なる氷柱が朝の光を受けて青白く煌めく瞬間——その光景を目の当たりにした瞬間、思わず声も出なくなる。それが袋田の滝の冬の姿です。

ベストシーズンは例年1月中旬〜2月上旬。 気温や気象条件によって年ごとに表情が変わり、完全氷結した年の迫力はまさに圧巻。SNSで拡散されるほどの絶景写真が生まれるのも、完全氷結の年ならではです。観瀑トンネルを抜けた先にある第2観瀑台からの眺めは特におすすめ。間近に迫る氷の壁の迫力は、写真や映像では到底伝わりきらないものがあります。ぜひ自分の目で確かめてください。

さらに、週末に行われるライトアップ(夜間照明)は見逃せません。日が落ちると、青や紫の照明が無数の氷柱をドラマティックに照らし出し、昼間の荘厳な美しさとはまったく異なる、幻想的で妖しい世界が広がります。時間に余裕があれば、日中と夜の2度訪れて、まったく異なる表情を楽しむのもおすすめです。

【穴場情報】 混雑のピークは週末の10〜14時ごろ。平日の開館直後にあたる9時ごろに訪れると、人混みを避けてゆっくりと氷瀑を独占できます。また、多くの観光客がメインの観瀑台で折り返してしまう中、観瀑トンネルを奥まで歩いた先の第2観瀑台は比較的空いていることが多く、より間近で迫力ある構図を狙える穴場スポット。写真派の方はぜひ足を伸ばしてみてください。

【地元の楽しみ方】 氷瀑観賞のあとは、滝の周辺に点在する大子(だいご)温泉で芯から冷えた体を温めるのが地元流。じんわりと体が解けていく感覚は、冬ならではの格別な贅沢です。また、大子町には冬でもぜひ味わいたいグルメがそろっています。地域ブランドの常陸秋そばは、風味豊かでコシのある味わいが格別。そして意外と知られていないのが、大子町が有数の産地であるりんご。シャキシャキの食感と豊かな甘みが凝縮された大子りんごは、冬でも直売所で購入できます。帰り道に立ち寄って、ぜひお土産にどうぞ。

アクセス

- 電車+バス: JR水郡線「袋田駅」下車後、関東鉄道バスで約10分(徒歩でも約20〜25分)。水戸駅からは水郡線で約1時間20分。ローカル線の車窓から眺める冬の奥久慈の風景も旅情たっぷりです。

- 車: 常磐自動車道「那珂IC」から約50分。冬季は路面凍結・積雪の恐れがあるため、スタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンを必ず準備しましょう。山間部のカーブが続く道路は特に注意が必要です。 - 駐車場: 周辺に複数の有料駐車場あり。週末は早い時間帯から満車になるケースが多いため、8〜9時台の到着を強くおすすめします。 - 観瀑施設入場料: 大人300円(2025年現在)

> 旅行者へのヒント: 滝周辺は平地より気温が数℃低く、特に観瀑トンネル内は底冷えが激しくなります。ダウンジャケット・手袋・厚手の靴下は必須装備。足元が凍結していることも多いため、グリップ力の高い登山靴か、軽アイゼンを持参すると安心です。また、ライトアップ観賞は夜間となるため、防寒着を一枚多めに持っていくことをおすすめします。

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偕楽園梅まつり

「水戸の梅まつり」——その名は全国の花好きの間で知らぬ人がいないほど有名ですが、実際に訪れてみると、想像をはるかに上回る華やかさに誰もが息をのみます。国内最大級の梅の名所・偕楽園に、約100品種・3,000本もの梅が一斉に花開く光景は、まさに「梅のパラダイス」。白、ピンク、濃紅——色とりどりの梅が競い合うように咲き誇る中を歩けば、ふんわりと漂う甘く清らかな香りが全身を包み込みます。長い冬の終わりを告げるその香りは、どこか懐かしくて、胸が温かくなる、そんな幸福な時間です。

見ごろは例年2月中旬〜3月上旬。 ただし、早咲きの品種は1月末から咲き始めるため、2月に入ったらいつ訪れても何かしら楽しめるのが嬉しいところ。梅まつり期間中(例年2〜3月)は園内だけでなく水戸駅周辺も活気づき、地元の物産品や食が並ぶ屋台が立ち並び、街全体がお祭りムードに包まれます。

おすすめの時間帯は午前中の早い時間帯(9〜10時ごろ)。朝の澄んだ空気の中、まだ人が少ない園内で梅の香りと静寂を独り占めする贅沢は、早起きした人だけに許された特権です。一方、夕方以降に行われる「夜梅まつり」では、ライトアップされた梅が昼間の凛とした美しさとは一転、妖艶で幻想的な表情を見せてくれます。同じ場所でまったく異なる世界を体験できる、欲張りな楽しみ方です。

【穴場情報】 メイン会場の偕楽園が週末に混雑するなら、隣接する千波湖(せんばこ)畔の散策がおすすめです。湖越しに水戸の街並みと梅林を一望できる構図は、写真映えも抜群で、地元の人にも愛されているビュースポット。さらに、園内にある「好文亭(こうぶんてい)」は、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭が自ら設計に携わったとされる歴史的建造物。梅の時期には内部公開されることもあり、当時の藩主が眺めたであろう梅の景色を同じ視点から楽しめる、知る人ぞ知る絶景スポットです。

【地元の楽しみ方】 水戸といえば、やはり納豆は外せません。梅まつり期間中、駅周辺の飲食店では梅×納豆のユニークなコラボメニューが登場することもあり、話のタネにぜひ挑戦してみてください。また、梅の実を使った梅酒・梅干し・梅ジャムなどのお土産は偕楽園周辺の土産店でバリエーション豊富にそろっており、梅好きには天国のような品ぞろえ。自分用のお土産選びに時間を忘れてしまうこと必至です。

アクセス

- 電車: JR常磐線・水戸線「水戸駅」南口からバスで約10分(偕楽園入口バス停下車)、または徒歩約25分。梅まつり期間中は臨時の偕楽園駅(常磐線・水戸線)が設けられ、徒歩すぐという抜群のアクセスが可能です(上り列車のみ停車の場合あり)。東京(上野)からは特急「ひたち」で水戸まで約70分と、日帰りでも十分楽しめる距離感です。 - 車: 常磐自動車道「水戸IC」から約15分。偕楽園周辺に有料駐車場あり。ただし、まつり期間の週末は周辺道路が大変混雑します。せっかくの旅を渋滞で消耗しないためにも、公共交通機関の利用を強くおすすめします。 - 入園料: 梅まつり期間中は有料(大人300円程度)、通常期間は無料。

> 旅行者へのヒント: 梅まつりの週末(特に2月下旬〜3月初旬の最盛期)は、偕楽園周辺が年間で最も混雑します。混雑を避けたいなら平日の午前中がベスト。また、まつり期間中は水戸駅周辺のホテルが早い時期から満室になります。宿泊を検討している方は、2〜3ヶ月前からの予約が必須と心得ておきましょう。

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筑波山

「西の富士、東の筑波」——古くからそう並び称されてきた、関東を代表する名山。標高877mと数字だけ見れば決して高くはありませんが、広大な関東平野にひときわ独立してそびえる姿は、遠くから見るだけで思わず目を奪われます。そして冬の晴天の日に山頂に立つと、澄み渡った空気の向こうに富士山や東京スカイツリーまで見渡せることがあり、訪れた人は感激のあまり言葉を失います。

冬の筑波山の最大のハイライトは、なんといっても雲海と霧氷。条件が整った早朝、眼下に広がる広大な関東平野が白い雲の海に静かに沈み込み、山頂だけが青空に浮かぶ孤島のように見える——その光景は、一度でも目撃した人が「また来たい」と思わずにいられない、圧倒的な美しさです。雲海が発生しやすいのは、放射冷却が起きやすい11月〜2月の晴れた早朝。 前日との気温差が大きい日の翌朝は特に期待大です。

さらに真冬には、山頂付近の木々に霧氷(樹氷)が発生することも。白銀に輝く氷の結晶をまとった木々の間を歩く幻想体験は、登山者だけに許された冬の贈り物です。ロープウェイとケーブルカーが整備されているため登山に自信がない方でも安心ですが、雲海を狙うなら始発より前に自力で登る必要があります。本気の雲海ハンターたちは、ヘッドライトを手にして早朝3〜4時に出発することも珍しくありません。

【穴場情報】 男体山・女体山の両山頂は定番ですが、その間に広がる御幸ヶ原(みゆきがはら)は観光客が少なく、ゆったりと絶景を楽しめる穴場スポット。コマ展望台からの360度パノラマビューは格別です。また、筑波山神社から御幸ヶ原に至る「ケーブルカーコース」の登山道は整備が行き届いており、冬でも比較的安全に歩けるルートとして地元のハイカーに人気があります。

【地元の楽しみ方】 山を下りたら、筑波山麓に点在する筑波山温泉(青木屋・江戸屋など)で登山の疲れをじっくりと癒やしましょう。日帰り入浴に対応している施設も多く、ふらりと立ち寄れるのが嬉しいところ。また、参道の土産店でしか手に入らない「ガマの油」(古くから伝わる薬用軟膏)は、筑波山ならではの超レアなお土産。運が良ければ、名調子で売り込む「ガマ口上」の実演販売に遭遇できることもあり、これだけで旅の思い出になること間違いなしです。

アクセス

- 電車+バス(つくばエクスプレス利用): 秋葉原駅からつくばエクスプレスで「つくば駅」まで約45分(快速)。つくば駅から「筑波山シャトルバス(関東鉄道)」で筑波山神社入口まで約40〜50分。東京からのアクセスとしては最もスムーズなルートです。 - 電車+バス(JR利用): JR常磐線「土浦駅」からバスで約60分。 - 車: 常磐自動車道「土浦北IC」または「桜土浦IC」から約40分。冬季は山頂付近の路面が凍結することもあるため、スタッドレスタイヤを強く推奨します。 - ケーブルカー・ロープウェイ: 筑波山神社そば「宮脇駅」からケーブルカーで御幸ヶ原駅まで約8分。つつじヶ丘駅からロープウェイで女体山駅まで約6分。冬季は定期点検による運休期間があるため、事前に公式HPで運行状況を必ず確認してください。

> 旅行者へのヒント: 冬の山頂は平地より気温が5〜10℃ほど低く、強風が吹くことも珍しくありません。アウター・手袋・ニット帽は必携。雲海を狙う早朝登山では、ヘッドライト・十分な防寒着・滑り止めの装備でしっかりと備えてください。また、山頂付近のトイレは冬季に閉鎖されるものもあるため、出発前に山麓で済ませておくことを強くおすすめします。

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冬の旅のポイント

茨城の冬旅は、訪れるタイミングと事前の準備次第で、その充実度がまるで変わります。袋田の滝は1〜2月の氷結期、偕楽園梅まつりは2〜3月の梅シーズン、筑波山の雲海は晴れた冬の早朝——それぞれのベストタイミングをしっかり押さえて、後悔のない旅の計画を立てましょう。

- 防寒対策は万全に: 茨城の冬は内陸部を中心に冷え込みが厳しく、袋田や筑波山の山間部ではマイナスに達することも。ヒートテックなどの機能性インナー+ダウンジャケット+手袋+防風帽子の重ね着スタイルを基本に、風対策も忘れずに。 - 交通手段の事前確認を: 冬季は積雪や凍結で公共交通に遅延・運休が生じることがあります。特に水郡線や山岳部へのアクセスは、出発前に最新の運行情報を必ず確認してください。 - 宿泊は早めの予約が鉄則: 梅まつり期間中の水戸、大子温泉周辺は観光シーズンに宿が埋まりやすくなります。宿泊を検討している方は、2〜3ヶ月前の予約を余裕をもって行いましょう。 - 3スポットを組み合わせるなら: 袋田の滝(1〜2月)と偕楽園(2〜3月)は時期が重なる2月がおすすめの欲張りプラン。2泊3日で筑波山も加えれば、茨城冬旅の魅力を丸ごと体感できる充実の旅になります。寒い季節だからこそ輝く景色と体験が、きっとあなたの記憶に深く刻まれるはずです。

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