上山温泉|山形県おすすめ名湯と武家屋敷が残る城下温泉完全ガイド
上山温泉——武家屋敷が残る山形の城下温泉郷
山形県上山市(かみのやまし)にある上山温泉(かみのやまおんせん)は、長禄2年(1458年)に発見されたと伝わる歴史ある温泉地です。旅の僧・月秀が、湯あみをして傷を癒やす鶴を見て源泉を見つけたという「鶴脛(つるはぎ)の湯」の伝説が残ります。かつては上山藩(かみのやまはん)の城下町として栄え、山形の名湯を集めた「奥羽三楽郷(おううさんらくきょう)」のひとつにも数えられました。蔵王連峰を望む風光明媚な土地に、城下町の風情と湯のぬくもりが今も息づく、山形を代表する温泉郷として多くの旅人に親しまれています。
城下町として栄えた湯のまち
上山温泉は、傷ついた鶴が湯あみをして傷を癒やしていたのを見て発見されたという「鶴の湯」伝説が伝わります。江戸時代には上山藩の城下町として、また羽州街道の宿場町として発展し、参勤交代の大名や旅人、湯治客でにぎわいました。武家文化と温泉文化が結びついた独特の風情は今も街のあちこちに残り、歴史を感じながら散策を楽しめます。羽州の名湯として古くから多くの文人墨客にも愛され、その足跡が街に彩りを添えています。
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上山城と武家屋敷通り
上山のシンボルが、市街地の高台にそびえる上山城(かみのやまじょう)です。「羽州の名城」とうたわれた城を再建した天守は郷土資料館となっており、最上階の展望室からは温泉街や蔵王連峰の眺望が広がります。城の西側、鶴脛町(つるはぎまち)には武家屋敷が今も残る通りがあり、往時の武士の暮らしを伝えています。温泉街には気軽に立ち寄れる足湯も点在し、湯めぐりや街歩きの合間にひと休みできます。蔵王の山並みを背景に、城下町情緒とくつろぎの湯を一度に味わえます。
アクセス・基本情報
- 最寄り駅:JR奥羽本線(山形新幹線)「かみのやま温泉駅」下車。山形駅からは在来線で数駅、山形新幹線も停車します
- 駅から温泉街:徒歩圏内。旅館によっては送迎に対応しています
- 車の場合:東北中央自動車道・かみのやま温泉ICなどから市街地へ
- 泉質:ナトリウム・塩化物泉、硫酸塩泉など
- 上山城:市街地の高台にある郷土資料館。城の北側に武家屋敷通りが残ります
- 足湯:温泉街や上山城周辺に点在し、無料で楽しめる場所もあります
旅の実用メモ
- おすすめ季節:新緑の春から初夏、紅葉の秋がとくに美しく、冬は雪見の湯と蔵王の樹氷観光もあわせて楽しめます
- おすすめ時間帯:日中は上山城や武家屋敷通りの街歩き、夕方以降は温泉と足湯めぐりがおすすめです
- 所要時間の目安:温泉街の散策と上山城の見学で半日、宿泊してゆっくり湯治気分を味わうのもおすすめです
- 周辺の実在スポット:蔵王連峰、市内や近隣のワイナリー、山形市街(山形城跡など)とあわせて巡れます
- 予算感:日帰り入浴や上山城の入館は手頃な料金。足湯は無料の場所もあり、散策の合間に気軽に立ち寄れます
- アクセスの利点:新幹線停車駅から徒歩圏という利便性が魅力で、山形観光の拠点にしやすい温泉地です
ひとことアドバイス
上山温泉は新幹線が停まる「かみのやま温泉駅」から徒歩圏内という抜群のアクセスが魅力です。武家屋敷通りや上山城の街歩きは日中に、温泉や足湯は夕方以降にと、時間帯を分けると効率よく楽しめます。桜の春や紅葉の秋は上山城周辺がとくに美しく、季節を選んで訪れるのもおすすめです。共同浴場は地元の生活文化にふれられる貴重な場ですので、入浴マナーを守って楽しみましょう。
📚 情報の参照元
この記事は、かみのやま温泉観光協会や上山市が公表する温泉地・城下町の案内、上山城や武家屋敷に関する資料、現地の案内板などをもとに構成しています。武家屋敷や上山城の開館時間・料金、共同浴場や足湯の営業などは変更される場合がありますので、お出かけ前にかみのやま温泉観光協会や上山市の公式情報でご確認ください。奥羽三楽郷にまつわる由緒についても、あわせて事前にお確かめください。
観光のチェックリスト
- 所要時間の目安: 武家屋敷や城下町、温泉を巡って半日〜1日ほど
- 持ち物・準備: 城下町を歩く歩きやすい靴、湯めぐりならタオル
- まわり方の目安: 武家屋敷や上山城、共同浴場・足湯をあわせてめぐる
- 見どころ: 武家屋敷が残る城下町の風情、「鶴脛の湯」の伝説、蔵王連峰を望む景観
- 注意点: 武家屋敷など見学施設ではマナーを守り、開館時間を確認して訪ねる
訪問の実用情報
- 上山城郷土資料館:開館9:00〜17:15(最終入館16:45)。休館は毎週木曜日(祝日の場合は直前の平日)と12月29日〜31日。臨時休館もあります。
- 上山城郷土資料館の入館料:大人600円、高校生・大学生500円、小・中学生200円(20名以上の団体は550円・450円・100円)。2025年5月に改定されました。
- 武家屋敷(上山市公式):所在地は上山市鶴脛町1地内。屋内を見学できるのは市所有の「三輪家」のみで、開館9時00分〜16時45分、休館は毎週水曜日と12月28日〜1月3日。
- 三輪家の入館料:大人220円、高校生・大学生160円、小・中学生50円(20名以上の団体は170円・110円・40円)。
- 旧曽我部家・森本家・山田家:庭先のみ見学でき、無料です(旧曽我部家は市所有、森本家・山田家は個人所有)。
- 足湯(無料):上山城の足湯(上山市元城内3-7、上山城そば)6:00〜22:00。新湯の足湯(上山市新湯、JRかみのやま温泉駅から徒歩約10分)6:00〜22:00。
※足湯の冬期休止の有無、共同浴場の営業時間・料金、温泉の泉質の公式表記は、上山市公式では公表されていません。 (出典:上山市公式サイト、山形県公式観光サイト「やまがたへの旅」、やまがた景観物語(山形県))
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