湯の山温泉 湯の山温泉館|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場
広島市佐伯区湯来町、市街地から車で45分ほど山へ入ったところに湧く湯の山温泉。約1,200年前に山肌の岩の間から噴き出したと伝えられ、江戸時代には広島藩主・浅野家の湯治場として栄えました。その最奥に建つのが日帰り入浴施設「湯の山温泉館」です。地上4メートルの岩盤から源泉が落ちる打たせ湯が名物で、この湯を求めて移り住む人もいるほどのファンがいます。
名物は「冷たい打たせ湯」
湯の山温泉館の打たせ湯は、中国地方でも珍しい、源泉をそのまま引いたものです。ここの源泉は23.5度と冷たく、打たせ湯は加温せずに落としています。肩こりや神経痛によいと評判で、体に当てると気分がすっきりするといわれます。
一方、屋内の浴槽は41度に加温されています。つまりこの温泉館の入り方は、まず内湯でしっかり温まり、それから屋外の打たせ湯で冷たい源泉を浴び、また内湯に戻る——という交互浴。館の案内でも「交互に入るとこのうえなく気持ち良く、気分もすっきりとする」と紹介されており、常連の多くはこの入り方をしています。
📖 あわせて読みたい(広島県)
寛延3年、藩主が造らせた湯治場
湯の山温泉が湯治場として整えられたのは、江戸期の寛延3年(1750年)。広島藩主・浅野吉長によって造られました。寛延年間(1748〜1750年)には藩主自身の入湯もあり、「湯の山明神の霊験の湯」として知られていたと記録されています。
驚くのは、その約250年前の湯治場の建物が今も残っていることです。「湯ノ山明神旧湯治場」として、昭和49年(1974年)2月18日に国の重要有形民俗文化財に指定されており、管理は湯ノ山明神社が行っています。入浴前後に、湯の山明神社まで足をのばして当時の湯屋を見ておくと、この湯の歴史がぐっと立体的になります。温泉街には「湯の山 明神 足湯」もあります。
なお、湯の山温泉館は給湯設備等の故障のため2025年1月4日から休館していましたが、修繕を終えて同年2月11日に営業を再開しています。
訪問の実用情報
- 泉質:単純弱放射能温泉
- 適応症:関節リウマチ、冷え性、軽症高血圧、慢性疾患など
- 源泉温度:23.5度の冷鉱泉。内湯は41度に加温しています。打たせ湯は源泉のまま落としているため冷たい湯です
- 浴室:男女別の内風呂と、浴室の外にある地上約4メートルからの打たせ湯
- 日帰り入浴の時間:2シーズン制です。6月1日〜9月30日は9:00〜21:00(最終受付20:30)、10月1日〜5月31日は9:00〜20:00(最終受付19:30)
- 入浴料:大人(12歳以上)1回450円・1日800円、子供(4歳以上12歳未満)1回150円・1日400円。いずれも入湯税込みです
- 回数券:11枚綴り4,300円(入湯税込み)で、1回分お得になります
- 定休日:不定休。メンテナンスなどで休館する場合があるため、出かける前に電話で確認しておくと確実です
- 備え付け:シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディーソープ、ドライヤーなどが備え付けられています
- ロッカー:無料のコインロッカーがあります
- 駐車場:近隣に専用5台、専用以外に約40台分
- アクセス(車):広島市内から約45分。山陽自動車道 五日市ICから約40分、中国自動車道 戸河内ICから約40分
- アクセス(公共交通):JR広島駅からJR五日市駅まで電車で約15分、五日市駅から路線バスで「大橋」バス停まで約60分、大橋バス停から徒歩約20分
- 所要時間の目安:入浴だけなら1時間ほど。内湯と打たせ湯の交互浴をゆっくり繰り返すなら1日券のほうが向いています
- 周辺:車で東へ約10分の位置に湯来温泉があり、湯めぐりにできます。温泉街にはトルコ料理の「アンデス湯の山」(11:00〜17:00、月〜金曜定休)や、湯来町の野菜を売る「きんさい湯の山 直売所」があります
- 冬季:山あいのため、冬は路面の凍結や積雪に備えた装備で向かってください
- 所在地:広島県広島市佐伯区湯来町大字和田471(電話 0829-83-0802)
📚 情報の参照元
泉質・適応症・源泉温度・内湯の加温、日帰り入浴の2シーズン制の営業時間、入浴料と回数券、アメニティ、無料コインロッカー、駐車場、定休日は湯の山温泉館 公式サイトの案内から。開湯の伝承、寛延3年に浅野吉長が造った湯治場であること、周辺施設とアクセスは「湯来・湯の山温泉郷」公式サイトの湯の山温泉のページを参照しました。湯ノ山明神旧湯治場の重要有形民俗文化財指定日と寛延年間の藩主入湯については広島県教育委員会「広島県の文化財」および文化遺産オンラインの記載によります。2025年1月4日からの休館と同年2月11日の営業再開は広島市 公式ウェブサイトのお知らせで確認しました。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
📍 場所・アクセス
🧭 この記事に関連する特集
✍️ この記事について
この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細