湯布院映画祭の楽しみ方|大分県の温泉地の映画・芸術イベント
由布岳(ゆふだけ)の麓に広がる由布院温泉で毎年夏に開かれる「湯布院映画祭」は、1976年に始まり、現存する日本最古の映画祭とされています。2026年で第51回。大規模な商業映画祭とは一線を画し、上映のあとにシンポジウムやトークショーが続き、夜はパーティーで映画人と観客が同じ場に集まる——その距離の近さが、半世紀にわたってファンを引き寄せてきた理由です。
「映画館ひとつない町」から始まった51年
湯布院映画祭が掲げてきたのは「映画館ひとつない町。しかし、そこに映画は在る。」という言葉です。大分県中部地震からの復興を掲げて1976年に産声をあげ、映画館のない温泉町に毎年4日間だけ映画の場をつくり続けてきました。日本映画の秀作上映と、毎年テーマを決めた特集上映が柱で、2026年の特集テーマは「そこに撮りたい映画があるから」。実行委員会の事務局は大分市内の大分映像センターに置かれ、由布院温泉観光協会や旅館組合が協賛する、地域ぐるみの運営が続いています。
全日券が7月3日に完売する映画祭
この映画祭の熱量をいちばん端的に示すのが、全日券の売れ方です。すべての上映・シンポジウム・トークショー・パーティーにフリーパスとなる全日券は35,000円・100枚限定で、2026年は前売開始からまもない7月3日18時に受付終了・完売しました。参加を決めているなら、翌年以降も7月1日の販売開始に合わせて動くのが現実的です。
一方で、1作品ずつ観たい人向けの窓口もきちんと残されています。前売の映画券は2,000円で、特別上映・特別試写を1作品と一般上映を2作品鑑賞できます。当日券も用意され、特別上映・特別試写が2,200円、一般上映が1,200円。シンポジウム・トークショーは500円(現金払い)で、上映を1本だけ観てゲストの話を聞いて帰る、という参加の仕方もできます。
訪問の実用情報
- 開催日:2026年8月27日(木)〜30日(日)/第51回
- 会場:ゆふいんラックホール(大分県由布市湯布院町川上3738-1)
- アクセス(鉄道):JR久大本線・由布院駅から徒歩6分、由布院駅前バスセンターから徒歩3分
- アクセス(車):大分自動車道・湯布院ICから由布院温泉街へ
- 駐車場:国民宿舎跡地(大分県由布市湯布院町川上2928-6)が案内されています
- 鑑賞料金:全日券(前売)35,000円・100枚限定=全上映+シンポジウム+トークショー+パーティーのフリーパス(2026年は7月3日18:00で受付終了・完売)/映画券(前売)2,000円=特別上映・特別試写1作品+一般上映2作品/当日券は特別上映・特別試写2,200円、一般上映1,200円/シンポジウム・トークショー500円(現金払い)/パーティー券8,000円(当日朝9:30から上映会場受付で限定数発売。2026年は28日(金)分の販売中止)
- 前売の販売期間・方法:7月1日〜8月26日。公式サイトの申込フォーム、チケット予約ハガキ(郵送・FAX 097-532-2426)、メール([email protected])、ローチケweb・Loppi(Lコード81996)、由布市ツーリストインフォメーションセンター、大分市・別府市内のプレイガイドで購入できます。予約手続きは原則8月20日締切
- 払い戻し:チケットの払い戻しはありません
- 雨天時:会場は屋内ホールのため、雨天でも予定どおり実施されます。由布院駅から徒歩圏なので、傘があれば移動も問題ありません
- 上映スケジュール:日別のタイムテーブルと上映作品、ゲスト情報は公式サイトで随時更新されます。2026年は8月に入ってからも追加ゲストが発表されました
- 所要時間の目安:1作品+トークショーで2〜3時間。全日参加なら宿泊が前提になります
- 宿泊:夏の由布院は繁忙期にあたります。映画祭に合わせて泊まるなら、チケットと同時期に宿を押さえておくのが安全です
- 足もと・服装:会場も駅からの道も舗装路です。8月下旬の由布院は朝晩が涼しく、屋内は冷房が効くため羽織るものがあると安心
- 車椅子・ベビーカー:座席や会場内の動線については、事前に実行委員会へ確認してください
- 問い合わせ:湯布院映画祭実行委員会(大分映像センター内、大分市大手町2-2-5 ユナイテッド大手町ビル401)TEL/FAX 097-532-2426
映画祭とあわせて楽しむ由布院
会場が由布院駅から徒歩6分という立地なので、上映の合間に温泉街を歩けるのがこの映画祭の贅沢なところです。朝霧に包まれる金鱗湖(きんりんこ)、個性豊かな店が並ぶ湯の坪街道、由布岳を望む景色——映画の余韻を抱えたまま湯に浸かり、夜はまた会場に戻る、という過ごし方ができます。特急「ゆふいんの森」で入るなら、こちらも夏休み期間は早めの指定席確保を。
📚 情報の参照元
開催日程(2026年8月27日〜30日)、会場のゆふいんラックホールの住所、由布院駅から徒歩6分・駅前バスセンターから徒歩3分というアクセス、駐車場の案内場所、2026年の特集テーマ、問い合わせ先は、湯布院映画祭の公式サイトで確認しました。券種と料金、全日券が7月3日18:00で完売したこと、前売の販売期間・販売方法・Lコード・予約締切、払い戻し不可、パーティー券の当日販売と28日分の販売中止は、同公式サイトのチケット案内ページによります。1976年の開始と「現存する日本最古の映画祭」であること、「映画館ひとつない町。しかし、そこに映画は在る。」という理念、日本映画の秀作上映と特集上映という構成は、由布市の公式旅ガイド「YUFUINFO」の第51回開催告知で確認しました。日程・料金・上映作品は変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細