仙石原温泉 ― すすき草原に抱かれた高原リゾート
仙石原温泉
箱根の北西、標高七百メートル前後の広い草原に開けた仙石原温泉は、爽やかな高原リゾートとして親しまれています。温泉の利用は江戸時代、大涌谷からの引湯に始まり、いまも大涌谷の白濁湯や姥子の透明湯を集中管理して各宿へ届けています。澄んだ空気と開放的な景色が、ほかの箱根の温泉地とはひと味違う魅力を生んでいます。
見どころ
- 台ヶ岳の斜面を覆う仙石原すすき草原。秋の黄金色は圧巻
- 草原を貫く約七百メートルの遊歩道とフォトジェニックな眺め - 箱根湿生花園やガラスの森美術館など個性豊かな施設 - 大涌谷から引いた白濁のにごり湯
季節の楽しみ方
九月下旬から十一月上旬にかけてはすすきが見ごろを迎え、銀色から金色へと草原が変化していく様子が見どころです。初夏は湿生花園で多彩な草花を楽しめ、新緑や高原の風が心地よい季節になります。冬は澄み切った空気のなかで白濁の湯につかり、静かな高原の時間を味わえます。
アクセス・基本情報
- 箱根湯本駅東口から箱根登山バスで約二十八分、仙石高原下車すぐ
- 周辺に美術館や庭園が点在し、観光と湯あみを両立しやすい - 大涌谷の白濁湯を中心に、姥子の透明湯も供給 - 主な泉質は硫酸塩泉などの白濁湯
ひとことアドバイス
すすきの見ごろは多くの人でにぎわうので、早朝や夕暮れどきの斜光の時間帯を狙うと、草原がいっそう美しく輝きます。湯あがりに高原の風を浴びながらの散策もおすすめです。