湯河原温泉 ― 万葉集に詠まれた傷の湯
湯河原温泉
神奈川県の南西端、静岡県との県境近くに湧く湯河原温泉は、奈良時代の歌集『万葉集』に詠まれた古い歴史を持つ温泉地です。明治以降は国木田独歩や夏目漱石をはじめ多くの文豪に愛され、いまも温泉街の中心に広がる万葉公園が、その文化の香りを今に伝えています。
見どころ
- 万葉集にゆかりの歌碑や、文豪・国木田独歩の碑が残る万葉公園
- 園内の渓流沿いに連なる滝と、秋の紅葉 - 石を敷いた九つの足湯「独歩の湯」での湯めぐり - ナトリウム塩化物泉を中心とした「傷の湯」と呼ばれる湯
季節の楽しみ方
冬から早春にかけては湯河原梅林の梅が咲き、温泉街に春の訪れを告げます。新緑の季節は渓流沿いの散策が心地よく、秋には万葉公園の紅葉が圧巻です。海にも山にも近い立地なので、季節の幸を味わいながらの湯あみが楽しめます。
アクセス・基本情報
- 東京駅から東海道新幹線と在来線を乗り継いで湯河原駅へ、最短約一時間
- 湯河原駅からバスで温泉街・万葉公園方面へ - 万葉公園は温泉街の中心に位置し、日本の歴史公園百選にも選定 - 主な泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉、硫酸塩泉
ひとことアドバイス
湯河原は文学の町でもあります。万葉公園を歩いて歌碑や文人の足跡をたどり、独歩の湯で足を休めると、古くからこの湯が人を惹きつけてきた理由が体で感じられます。