伊香保温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【群馬】
♨️ 温泉データ
- 🧪 泉質
- 黄金の湯=カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素・塩化物温泉(鉄分を含む茶褐色)/白銀の湯=メタケイ酸を含む無色透明の湯
- ⛲ 源泉・湧出量
- 成分の異なる二つの源泉。黄金の湯は空気に触れて茶褐色に色づく「子宝の湯」
- 🩹 主な効能
- 黄金の湯=神経痛・筋肉痛・冷え性・きりきず・疲労回復/白銀の湯=肌にやさしい 等
- 📜 開湯
- 約1900年前に開湯と伝わる(万葉集にも登場/天正4年=1576年に石段街を造成)
- ♨️ 日帰り入浴
- あり(日帰り入浴可の宿・共同浴場あり。石段街に足湯・飲泉所)
※泉質・泉温・効能は源泉や施設により異なります。最新情報は各施設・自治体の公式情報でご確認ください。
榛名山の中腹に開けた伊香保温泉は、365段の石段街で知られる歴史ある温泉地です。石段の両側には土産物店や射的場、老舗の宿が軒を連ね、どこか懐かしい湯の町の風情を今に伝えています。鉄分を含んで茶褐色に色づく「黄金の湯」が名物で、共同浴場でその湯にじかに触れられます。
見どころ
温泉街の主役は長い石段街で、上りきった先には伊香保神社が鎮座しています。石段の途中には足湯があり、湯元から引いた源泉を分岐させた「小満口(こまぐち)」が4か所設けられていて、石段脇を温泉が流れる様子を見られます。石段を上りきってさらに奥へ進むと赤い太鼓橋の河鹿橋があり、秋には紅葉のライトアップでにぎわいます。名物の湯の花まんじゅうは茶褐色の湯の色にちなんだ土産の定番です。
武田勝頼の療養所から続く石段街
伊香保の石段街は、温泉街の成り立ちそのものと結びついています。渋川伊香保温泉観光協会の温泉史によれば、天正4年(1576年)、長篠の戦のあとに武田勝頼が伊香保に療養所の造成を命じ、天正18年(1590年)には温泉街が現在の場所へ移っています。江戸期の寛永8年(1631年)には関所が置かれました。明治31年(1898年)には徳冨蘆花が滞在して『不如帰』を執筆し、明治43年(1910年)には登山電車が走り始めます。石段そのものは昭和55年から5年をかけて大改修されみかげ石が敷かれ、平成22年(2010年)の延伸工事で現在の365段になりました。「一年365日にぎわうように」という願いが込められた段数です。
二つの湯を知っておく
伊香保には性格の違う二つの源泉があります。渋川市の案内では、茶褐色の黄金(こがね)の湯は「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性温泉)」。神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔、冷え性、病後回復期、疲労回復、動脈硬化症、慢性皮膚病、高血圧などが適応症として挙げられています。もう一方の白銀(しろがね)の湯はメタけい酸が温泉法の基準以上に含まれる中性低張性の冷鉱泉で、病後回復期や疲労回復、健康増進によいとされます。無色透明で、色の濃い黄金の湯とは対照的です。宿によってどちらを引いているかが異なるため、狙いの湯があるなら事前に確かめておくと確実です。
訪問の実用情報
- 泉質(黄金の湯):カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性温泉)
- 泉質(白銀の湯):メタけい酸を温泉法の基準以上に含む中性低張性冷鉱泉
- 共同浴場「石段の湯」:営業は10:00〜20:00(最終入場19:30)。休館日は毎月第2・第4火曜日(祝日の場合は翌日)、ほかに点検休あり
- 石段の湯の料金:大人(中学生以上)800円、小人(小学生)・障害者・65歳以上400円、未就学児無料。渋川市内在住者は大人500円、小人・障害者・高齢者250円
- 支払い方法:石段の湯は券売機式で、現金のほかクレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、DISCOVER)、交通系ICなどの電子マネー、PayPay・楽天ペイ・d払い・au PAY・Alipayのコード決済が使えます
- 共同浴場「伊香保露天風呂」:黄金の湯をかけ流しで使用。飲泉所があります。営業は4〜9月が9:00〜18:00、10〜3月が10:00〜18:00(いずれも最終入場17:30)。休業は第1・第3木曜日(祝日は営業、8月は無休)
- 伊香保露天風呂の料金:大人600円、小学生以下300円、障害者150円。タオル400円、バスタオル1,200円。1歳未満の乳児は入浴できません
- 洗い場の有無:伊香保露天風呂には洗い場がありません(体を洗うことはできません)。石段の湯には洗い場があります
- 露天風呂:伊香保露天風呂は黄金の湯の源泉地のそばに昭和25年(1950年)に完成した屋外の共同浴場です
- 足もと・段差:石段街は365段あり傾斜も続きます。石段の湯は石段の途中、伊香保露天風呂は石段街の上からさらに奥へ進んだ坂の先にあり、いずれも歩きやすい靴が前提です
- 駐車場:伊香保露天風呂は河鹿橋駐車場(無料・約20台)から徒歩5分。石段の湯には専用駐車場の案内がなく、渋川市の「伊香保駐車場ガイド」で周辺駐車場を確認できます
- アクセス:JR上越線・吾妻線の渋川駅から関越交通バス伊香保温泉行きで30分、終点伊香保温泉下車。JR高崎駅からは群馬バス伊香保温泉行きで1時間10分、終点下車。車は関越自動車道・渋川伊香保ICから県道渋川松井田線経由で約10キロメートル
- 所在地:石段の湯は渋川市伊香保町伊香保36、伊香保露天風呂は渋川市伊香保町伊香保581
- 所要時間の目安:入浴のみで1時間ほど、石段街の散策と組み合わせるなら半日
- 混雑を避けるなら:日帰り客が集中する昼過ぎを外し、朝のうちか夕方に石段を歩くと落ち着いて回れます
- 持ち物のひとこと:黄金の湯は色が濃く、タオルに色が移ることがあります
📚 情報の参照元
石段の湯の営業時間・休館日・料金・支払い方法と、伊香保温泉へのバス・車でのアクセスは渋川市公式ホームページの該当ページで確認しました。黄金の湯・白銀の湯の泉質と適応症は渋川市の「伊香保温泉の効能・入浴方法」、伊香保露天風呂の営業時間・休業日・料金・タオル代・かけ流しと洗い場がない旨・河鹿橋駐車場は渋川伊香保温泉観光協会の施設ページ、石段の段数と沿革・武田勝頼や徳冨蘆花にまつわる年号は同協会の「伊香保の石段」「伊香保温泉史」によります。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細