猿ヶ京温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【群馬】
♨️ 温泉データ
- 🧪 泉質
- カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(無色透明のさらりとした湯)
- ⛲ 源泉・湧出量
- 赤谷湖を見下ろす高台に湧く豊富な湯量の湯
- 🩹 主な効能
- 神経痛・筋肉痛・関節痛・きりきず・冷え性・疲労回復 等
- 📜 開湯
- 元は湯島温泉として元禄期に発見/1958年(昭和33年)ダム建設に伴い移転し「猿ヶ京温泉」と改称
- ♨️ 日帰り入浴
- あり(日帰り「まんてん星の湯」ほか宿の立ち寄り湯)
※泉質・泉温・効能は源泉や施設により異なります。最新情報は各施設・自治体の公式情報でご確認ください。
群馬県みなかみ町、赤谷湖を見下ろす高台に広がるのが猿ヶ京温泉です。湖と谷川連峰を望むおだやかな景色のなかで湯に浸かれる一方、この湯の里そのものが、ダム建設によって湖底に沈んだ温泉場の引っ越し先という、はっきりした来歴を持っています。東京から車でおよそ2時間、関越道の月夜野インターチェンジから国道17号を三国峠方面へ進んだ先にあります。
湖底に沈んだ湯島温泉と、「猿ヶ京」という地名
猿ヶ京温泉観光情報協会の伝えるところでは、この地名の由来は永禄3年(1560年)にさかのぼります。戦国武将の上杉謙信が越後から三国峠を越えて、当時「宮野」と呼ばれていたこの辺りへやって来た夜、宴席で前歯が8本抜ける夢を見ました。これを家臣が「関八州を片っ端から手に入れる吉夢」と読み解いたことから、謙信はその日が申年・申の日であり自身も申年生まれであったことに掛けて「この地を申ヶ今日と改めるぞ」と申し渡した——それがやがて「猿ヶ京」になったと伝わります。
温泉そのものの起こりは、また別の伝説として語られています。空腹のところを若夫婦に助けられた白い手の猿(テジロ猿)が、大やけどを負ったその子どもを治すために使った湯こそが猿ヶ京温泉の始まりだ、というものです。
湯が湧いていた場所は、いまの温泉街ではありません。江戸時代には三国街道沿いの「笹の湯」「湯島温泉」として知られていましたが、昭和33年、ダム建設によって赤谷湖の底深くに沈みました。赤谷川をせき止めた相俣ダムは昭和34年竣工、堤高67メートルの多目的ダムで、洪水調節・流水の正常な機能の維持・発電を担っています。宿は湖畔の高台へ移り、名も「猿ヶ京温泉」と改められました。いま湖越しに眺めるおだやかな水面の下に、かつての湯治場があるわけです。
湯づかいを知っておく
猿ヶ京温泉の源泉は共有泉「湯島」。日帰りの中心施設である「里山体験 まんてん星の湯」は源泉温度58度と掲示し、湯づかいについてはっきり公表しています。かつては温度が高すぎるため加水して下げていたものの、熱交換器を導入したことで加水せずに温度を下げられるようになり、源泉は常に掛け流しにしているとのこと。さらに毎日の営業終了後にすべての浴槽の湯を抜いて清掃し、あらためて湯を張るため、朝の開店直後は一番風呂に当たります。
もう一軒の日帰り受け入れ宿「湯元 長生館」は、同じ湯を56.5度の硫酸塩泉として案内し、飲泉の許可を受けていることを明記しています。宿泊棟の足もとから約80段の階段を下った先に「元祖 野天風呂」があり、谷川連峰を正面に望みます。
訪問の実用情報
- 泉質:カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。源泉名は猿ヶ京温泉の共有泉「湯島」
- 源泉温度:まんてん星の湯の案内で58度、湯元 長生館の案内で56.5度
- 湯づかい:まんてん星の湯は源泉かけ流し。以前は加水して温度を下げていたが、熱交換器の導入により加水なしで調整できるようになった。営業終了後に全浴槽の湯を抜いて清掃し、毎朝新しく湯を張る
- 適応症:神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、切り傷、やけど、慢性皮膚炎、動脈硬化
- 飲泉:湯元 長生館は飲泉の許可を受けており、慢性胆のう炎、胆石症、慢性便秘、痛風、慢性消化器病などへの飲用効能を案内しています
- 日帰り入浴の時間(まんてん星の湯):平日10:00〜20:00(入館受付19:00まで)、土日祝10:00〜21:00(入館受付20:00まで)。毎週火曜休館、祝日の場合は営業
- 入浴料(まんてん星の湯):3時間券が大人(中学生以上)950円・小人(3歳以上)700円・障がい者750円、5時間券が1,200円/900円/950円、1日券が1,800円/1,100円/1,150円、ナイター券が850円/600円/650円。延長料金は大人300円、小人・障がい者230円。大人と障がい者の料金には入湯税50円が含まれます。3時間券10枚綴りの回数券は6,500円(利用時に入湯税50円が別途)
- 露天風呂:あり。石庭に囲まれた露天と寝湯のある「里の湯」、石張りで洋風の「七夕の湯」の2浴場を男女日替わりで入れ替え。昼は赤谷湖、夜は星空を望みます
- 貸切風呂:天然木で仕上げた浴槽と洗い場の貸切温泉風呂が90分3,000円(入館料は別途)。事前予約制で、当日キャンセルは料金の50パーセントがかかります
- 個室・休憩:8畳の個室が1室3時間1,500円(予約可)。ほかに110畳の2階大広間と、自動販売機付きの無料休憩所があります
- タトゥー:刺青・タトゥーのある方の入浴はお断り。ペット同伴、館内への飲食物の持ち込みも不可
- 赤ちゃん連れ:まんてん星の湯には女性が自由に使えるレディースルームがあり、授乳やおむつ交換に使えます
- 足もとの注意:湯元 長生館の野天風呂は約80段の階段を下った先にあります。手すり付きの階段が整えられていますが、足に不安のある方や高齢の方は付き添いと一緒に。山中のため入浴は20:00までです
- アクセス(公共交通):JR上越線の後閑駅からバスで約35分、上越新幹線の上毛高原駅からバスで約30分。まんてん星の湯へは「まんてん星の湯下」または「関所跡」で下車し、徒歩5〜7分
- アクセス(車):関越自動車道の月夜野インターチェンジから国道17号で約15キロ。東京から約2時間
- 駐車場:まんてん星の湯は敷地内に2か所。電気自動車用の急速充電器も設置されています
- 館内設備:無料Wi-Fiあり。食事処「かざ車」は赤谷湖を一望でき、上州牛・上州麦豚・赤城どりを使った料理を出します。赤谷湖を望むBBQガーデンは手ぶらで利用可
- 周辺:車で3分の湯島オートキャンプ場には源泉かけ流しの露天風呂があります。営業期間は3月20日〜12月20日の予定で、冬季は閉鎖されます
- 所要時間の目安:入浴だけなら1〜2時間、食事や休憩、赤谷湖畔の散策を加えれば半日
- 所在地:まんてん星の湯は〒379-1403 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1150-1、湯元 長生館は同町猿ヶ京温泉1178
📚 情報の参照元
営業時間・休館日・入浴料・延長料金・回数券・貸切風呂と個室の料金・タトゥーの可否・浴場の構成・湯づかい(かけ流し、加水をやめた経緯、毎日の湯の入れ替え)・泉質・源泉温度・適応症・館内設備・バス停名は、里山体験 まんてん星の湯の公式サイト(日帰り温泉、ご案内、交通と観光、湯島オートキャンプ場の各ページ)で確認しました。地名の由来と温泉街の移転の経緯は猿ヶ京温泉観光情報協会の「猿ヶ京温泉の由来」、野天風呂の階段や入浴時間・飲泉・源泉温度56.5度は湯元 長生館の公式サイトの温泉・交通情報ページによります。相俣ダムの竣工年と堤高、目的は国土交通省関東地方整備局 利根川ダム統合管理事務所の相俣ダムの案内で確認しました。料金や営業時間は変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細