四万温泉|日帰り入浴の料金・営業時間【群馬】
♨️ 温泉データ
- 🧪 泉質
- ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性・中性・高温泉)
- 💧 pH
- 約7.2
- ⛲ 源泉・湧出量
- 「四万ブルー」で知られる四万川沿い。県台帳に40超の源泉。1954年に全国初の国民保養温泉地の一つに指定
- 🩹 主な効能
- 神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復・慢性消化器病・きりきず 等
- 📜 開湯
- 延暦年間(782〜806年)開湯と伝わる(坂上田村麻呂説・碓井貞光説)
- ♨️ 日帰り入浴
- あり(日帰り入浴可の宿・共同浴場あり)
※泉質・泉温・効能は源泉や施設により異なります。最新情報は各施設・自治体の公式情報でご確認ください。
群馬県中之条町の山あいに湧く四万温泉は、「四万の病を治す」という言い伝えから名がついた湯治場です。四万川の水が見せる深い青は「四万ブルー」と呼ばれ、上流の奥四万湖では季節や光の加減で表情を変えます。温泉街には歩いて回れる距離に共同浴場が点在し、湯めぐりと散策を一日で楽しめます。
989年の神託と、日本初の国民保養温泉地
四万温泉協会が伝える開湯伝説は、永延3年(989年)にさかのぼります。日向守・碓氷貞光がこの地を訪れた夜、童子が現れて「四万の病悩を治する霊泉を授ける」と告げた、というものです。その湧き出したとされる場所が、温泉街のいちばん奥・日向見地区にある御夢想の湯。ここが四万温泉発祥の地とされ、毎年1月の大寒の日には湯立祭が行われます。
四万温泉のもうひとつの肩書きが、国民保養温泉地の第一号です。昭和29年、青森県の酸ヶ湯温泉、栃木県の日光湯元温泉とともに、全国で最初にこの指定を受けた3つの温泉地のひとつでした。派手な歓楽街をつくらず、湯治場の風情を残してきた背景には、この指定があります。
42か所の源泉、毎分3,500リットル
四万の湯は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉」。pHは平均7.7とほぼ中性で、肌あたりの柔らかい湯です。源泉は温泉街全体で42か所を数え、湧出量は合わせて毎分約3,500リットルにのぼります。この湯量の豊富さが、無料の共同浴場を三つも維持できている理由です。
共同浴場はいずれも9時から15時までで、無休、入浴は無料。ただしタオルも石けんも置いていないので、持参が前提です。萩橋のたもと、四万川と新湯川が合流する河原に建つ河原の湯は、外観も内壁も湯船も石造りで、洞窟風呂のような雰囲気。風呂の上は小さな公園になっており、湯上がりに涼めます。山口地区の上の湯は、男女それぞれに二つずつある湯船に源泉がかけ流されるこぢんまりとした浴場で、道路脇にあるため見落としやすいのが難点です。
訪問の実用情報
- 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。pHは平均7.7
- 源泉:温泉街全体で42か所、湧出量は毎分約3,500リットル
- 共同浴場(河原の湯・上の湯):9:00〜15:00、無休、入浴無料。タオル・石けんの備え付けはないため持参してください。河原の湯は中之条町四万4228-2、簡易ロッカーのみの設備です
- 御夢想の湯:四万温泉発祥の地とされる湯屋造りの浴場(中之条町四万4372-1)。四万温泉協会のスポット案内では現在休業中となっているため、訪ねる前に営業状況の確認を
- 町営 四万清流の湯:通常は10:00〜20:00ですが、当面の間は10:00〜17:00(受付16:30まで)の短縮営業です。定休日は毎月第4水曜。料金は2時間で大人600円、子供400円、障がい者400円。超過は1時間ごとに大人300円・子供200円、回数券は10回分4,000円。露天風呂2つと大浴場2つ、談話室、川岸広場があります。中之条町大字四万3830-1、電話0279-64-2610
- 飲泉:四万清流の湯の館内に飲泉所があります。温泉街には塩之湯飲泉所、ゆずりは飲泉所も
- 足湯:日向見薬師の足湯、ゆずりは杜の足湯。山口川音の足湯は閉鎖中です
- アクセス(電車+バス):JR吾妻線の中之条駅から関越交通の「中之条駅〜上之町〜四万温泉」線で終点「四万温泉」下車。支払いは現金と交通系ICカードに対応。運賃は2025年10月1日に改定されています
- アクセス(高速バス):東京駅八重洲南口から直通の「四万温泉号」。往路は東京駅8:50発・四万温泉12:20着、復路は四万温泉13:45発・東京駅17:30着。予約は四万温泉協会(0279-64-2321)への電話のみで、川越駅西口・羽田エアポートガーデンからの便もあります
- アクセス(車):関越自動車道の渋川伊香保ICから国道353号経由で約40分
- 足もと:河原の湯は河原へ下りる位置にあり、共同浴場はいずれも簡素なつくりです。滑りにくい靴があると安心です
- 所要時間の目安:共同浴場のはしごと温泉街の散策で半日。奥四万湖まで足をのばすなら一日みておくとよいでしょう
- 問い合わせ:四万温泉協会 0279-64-2321(8:30〜17:15、年中無休)
📚 情報の参照元
永延3年(989年)の開湯伝説、昭和29年の国民保養温泉地第一号指定と同時指定の2温泉地、泉質とpH平均7.7、源泉42か所・毎分約3,500リットルの湧出量は、四万温泉協会の公式サイトの歴史紹介によります。共同浴場の営業時間・無料であること・持ち物、河原の湯と上の湯と御夢想の湯の所在地と設備、御夢想の湯の休業、山口川音の足湯の閉鎖は同協会の各施設ページで確認しました。四万清流の湯の短縮営業・定休日・料金・館内設備・電話番号も同協会のページによります。高速バス「四万温泉号」の時刻と予約方法、渋川伊香保ICからの所要時間は同協会のアクセス案内、路線バスの運行区間と支払い方法・運賃改定日は関越交通の公式サイトで確認しました。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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