万座温泉|日帰り入浴の料金・営業時間【群馬】
♨️ 温泉データ
- 🧪 泉質
- 酸性・含硫黄泉(乳白色。硫黄含有量は全国有数)
- 🌡 泉温
- 源泉約80℃
- 💧 pH
- 約2.0
- ⛲ 源泉・湧出量
- 標高約1800mの雲上に湧く。1日約540万Lの豊富な湧出量
- 🩹 主な効能
- 神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復・慢性皮膚病 等
- 📜 開湯
- 開湯時期は不詳(先史時代から利用の跡がある古湯/江戸期に湯治場として知られる)
- ♨️ 日帰り入浴
- あり(日帰り入浴を受け付ける宿あり)
※泉質・泉温・効能は源泉や施設により異なります。最新情報は各施設・自治体の公式情報でご確認ください。
群馬県の西北端、嬬恋村の北部にある万座温泉は、上信越高原国立公園のなかの標高1,800mに位置します。1日540万リットルという豊富な湧出量と、日本一ともいわれる高濃度の硫黄泉が特徴で、乳白色に濁った湯からは強い硫黄の香りが立ちのぼります。2024年の温泉総選挙では、全国部門別ランキングの「秘湯・名湯」部門で1位に選ばれました。
27種類の源泉が湧く山あいの湯
万座の湯は一種類ではありません。姥湯(湯畑)、大苦湯、ラジウム北光湯、苦湯など、27種類の源泉が知られており、宿ごとに使う源泉が違ったり、複数をブレンドしていたりします。同じ温泉地のなかで湯のちがいを飲み比べるように味わえるのが、万座ならではの楽しみ方です。
たとえば万座プリンスホテルの「こまくさの湯」は姥湯(湯畑)、万座亭の「白鐡の湯」は鉄湯2号、湯の花旅館の「延寿の湯」はラジウム北光泉と、それぞれ異なる源泉を引いています。万座高原ホテルの「石庭露天風呂」にいたっては、姥湯・竜泉の湯・空噴(嬬取の湯)・大苦湯と、ひとつの露天のなかで源泉が使い分けられています。
先史時代から続く湯、冬に人が住めるようになったのは昭和10年
熊四郎岩窟からの出土品により、万座では先史時代からすでに温泉が利用されていたと考えられています。ただし奥深い山中のため定住ではなく、夏に湯へ入りに来た人々の仮の住まいだったとみられています。
記録に残る最初の入湯は1562年(永禄5年)。軍記「加沢記」に土地の豪族・羽尾入道が万座に入湯した記録があり、吾妻八湯の四番目として記されています。1715年(正徳5年)には万座薬師堂が創建され、1765年(明和2年)からは長峰藤吉による硫黄稼業が始まりました。
宿ができるのは明治に入ってから。田代の橋詰久兵衛が旅舎を建て、1873年(明治6年)にその湯小屋を「日進舘」と名づけたのが最初です。1927年(昭和2年)には豊国館が開業しました。それでも大正末期まで、万座は冬を越せない土地と考えられており、冬季の営業が始まったのは昭和10年からのことです。1949年(昭和24年)に上信越高原国立公園に指定され、1956年(昭和31年)には万座温泉スキー場が営業を開始しました。
訪問の実用情報
- 泉質:高濃度の硫黄泉(酸性硫黄泉)。乳白濁色のにごり湯で、施設ごとに引く源泉が異なるため泉質にも多少のちがいがあります。
- 適応症:神経痛・筋肉痛・冷え症・関節痛・疲労回復・運動器障害などとされています。
- 源泉温度:約80度の高温泉です。
- 湯づかい:日進舘では、地表から自然湧出した源泉をかけ流しで使っており、循環はしていないと公表しています(毎分700リットルの源泉を確保)。
- 日帰り入浴(万座プリンスホテル):受付11:00〜16:00(入浴受付15:00まで)、おとな1,500円・こども750円。男女別内風呂・男女別露天風呂・混浴露天風呂。
- 日帰り入浴(万座温泉日進舘):受付10:00〜17:00(入浴受付16:00まで)、中学生以上1,000円・小学生700円・幼児500円。GWやお盆などの繁忙期は中学生以上1,500円。男女別内風呂と男女別露天風呂「極楽湯」。
- 日帰り入浴(豊国館):受付8:30〜16:30(入浴受付15:30まで)、おとな800円・こども400円。湯治場の雰囲気を残した浴場で、男女別内湯・女性専用露天風呂・混浴露天風呂。
- 日帰り入浴(万座高原ホテル):受付11:00〜18:00(入浴受付17:00まで)、おとな1,700円・こども850円。名物の「石庭露天風呂」は8つの湯船があり、うち7つが混浴、1つが女性専用です。
- 日帰り入浴(万座亭):受付11:30〜18:00(入浴受付17:00まで)。ただし土曜・日曜・休前日は11:30〜15:00(入浴受付14:00まで)。おとな1,400円・こども700円。
- 日帰り入浴(万座ホテルジュラク):受付12:30〜13:30と時間が短いので注意。おとな1,500円・こども750円。露天風呂から噴気地帯「空吹」を望めます。
- 日帰り入浴(湯の花旅館):受付10:00〜16:00、中学生以上700円・小学生500円。男女別内湯と混浴露天風呂。
- 湯めぐり手形:各宿や万座しぜん情報館で「万座温泉湯めぐり手形」を1枚1,300円で販売。日帰り客は各施設の利用料が500円になります。宿泊客は他施設3回まで無料、4回目以降500円。購入した年内有効。湯の花旅館では利用できません。
- 混浴の露天が多い:万座は混浴の露天風呂が多い温泉地です。女性専用の露天は万座プリンスホテル「しゃくなげの湯」、豊国館、万座高原ホテルの石庭露天風呂の1湯などに用意されています。
- 貸切風呂:日進舘の貸切風呂「円満の湯」は利用時間7:00〜22:00、45分2,000円(税込)。予約は当日到着後の受付のみで、日帰り利用はできません。万座亭にも有料の貸切風呂があります。
- タオル:日進舘ではバスタオルのレンタルが300円、ハンドタオルの販売が200円です。
- クルマでのアクセス:練馬ICから約3時間10分。渋川伊香保IC経由または碓氷軽井沢IC経由で、いずれも最後は有料道路の万座ハイウェー(三原〜万座温泉、約21km)を約40分走ります。普通車の通行料金は1,070円です。
- 給油:万座温泉にガソリンスタンドはありません。ふもとで給油を済ませてから向かってください。
- 電車・バス:最寄り駅はJR吾妻線の万座・鹿沢口駅で、そこから西武観光バスで約40分、万座バスターミナルへ。軽井沢駅からも西武観光バスが出ており、約1時間10分でJR万座・鹿沢口駅周辺、さらに約40分で万座温泉に着きます。バスの時刻は季節ごとに変わります。
- 冬季の道路:11月から5月はスタッドレスタイヤまたはチェーンが必要です。群馬県のライブカメラサイトで「牧干俣線・万座ハイウェーとの交点」の映像から積雪状況を確認できます。
- 服装:標高1,800mのため夏でも朝晩は冷え込みます。季節を問わず羽織るものを一枚。
- 貴金属:硫黄成分が濃いため、銀などのアクセサリーは変色します。入浴前に外しておきましょう。
- 所在地:群馬県吾妻郡嬬恋村(万座温泉)
📚 情報の参照元
湧出量・源泉の種類・適応症・湯めぐり手形の料金・各施設の日帰り入浴の受付時間と料金・浴槽の男女別/混浴の内訳は、嬬恋村観光協会と万座温泉観光協会が運営する万座温泉公式ホームページの「万座の温泉」「日帰り温泉一覧」のページによります。開湯にまつわる年号と沿革は同サイトの「万座の歴史」、車と公共交通のアクセス・給油・冬季のタイヤ規制は同サイトの「アクセス」のページを参照しました。日進舘のかけ流しや自噴、源泉温度、貸切風呂「円満の湯」の料金、タオルの貸出料金は万座温泉日進舘の公式サイトの温泉紹介・日帰りプランのページ、万座ハイウェーの通行料金と区間の距離は日本観光自動車道協会のドライブガイドで確認しています。なお日進舘の大浴場「長寿の湯」にあった屋根付き露天風呂「ささ湯」「姥苦湯」は、地盤強化のため2023年3月16日で利用が終了しています。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細