草津温泉・湯もみ体験|群馬県 300年続く人気温泉文化ガイド
草津温泉・湯もみ:三百年続く高温の名湯を冷ます伝統の湯文化
「湯もみ」は、群馬県の名湯・草津温泉(くさつおんせん)に江戸時代から伝わる独自の入浴文化です。草津の源泉は50度を超えるほど高温なうえ、湯の効能を損なわないため水でうめずに温度を下げる必要がありました。そこで生まれたのが、長い板で湯をかき混ぜて空気に触れさせ、湯温を下げる「湯もみ」です。湯もみ唄に合わせて板を操る伝統の光景は、今や草津温泉を象徴する名物のひとつ。日本有数の自然湧出量を誇る草津ならではの、知恵と文化が息づいています。
高温の名湯を冷ます知恵
草津温泉が「湯もみ」という独自の文化を育んだのは、その湯がきわめて高温で、酸性が強く効能豊かであることに理由があります。貴重な源泉の成分をそのまま生かすため、水を加えずに湯温を下げる工夫として湯もみが考案されました。約1.8メートルの大きな板を使い、大勢で息を合わせて湯をかき混ぜることで、熱い湯が適温へと変わっていきます。先人たちが名湯を最大限に生かそうとした知恵が、今も伝統として大切に受け継がれているのです。
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湯もみと踊りのショー「熱乃湯」
草津温泉の中心、湯畑(ゆばたけ)のすぐそばにある「熱乃湯(ねつのゆ)」では、伝統の湯もみを再現したショーを楽しむことができます。草津節や湯もみ唄の唄声に合わせて、揃いの衣装をまとった女性たちが息を合わせて板を動かす光景は、活気にあふれ見ごたえ十分。観客が実際に湯もみを体験できる時間も設けられており、旅の思い出づくりにぴったりです。草津に伝わる湯文化を、楽しく学び体感できる人気のスポットとなっています。
ベストシーズンとアクセス
湯もみショーは「熱乃湯」で一年を通して開催されているため、季節を問わず楽しめます。草津温泉自体は、雪見風呂が楽しめる冬や、高原が涼しい夏など、四季それぞれに魅力があります。アクセスはJR吾妻線(あがつません)「長野原草津口駅」からバスで約25分ほど。温泉街の中心・湯畑周辺は徒歩で散策でき、熱乃湯もそのすぐ近くにあります。日本を代表する名湯と、三百年続く伝統の湯文化を一度に味わえる、草津ならではの旅を満喫しましょう。
訪問の実用情報
- 施設名・住所:熱乃湯(〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津414)
- 「湯もみと踊り」ショーの公演時刻(1日6回)
- 3月〜11月:9:30/10:00/10:30/15:30/16:00/16:30
- 12月〜2月:10:00/10:30/11:00/15:30/16:00/16:30
- 年間を通じて毎日営業していますが、メンテナンスやイベントで臨時休演になることがあります
- 観覧料:大人700円/小学生350円(税込)。障害者手帳の提示で本人と付き添い1名が半額
- チケット:予約はできません。各公演の30分前から会場の販売所で当日券のみ販売されます。支払いは現金またはPayPayのみ(クレジットカード・その他のQR決済は使えません)。人気の回は早めに並んでおくと安心です
- 湯もみ体験:毎週日曜・月曜 11:30〜13:00(最終受付12:50)、小学生以上300円(税込)。こちらも予約不可・現金またはPayPayのみ。実際に湯もみ板を手にできるのはこの2日間だけなので、体験目当てなら曜日を合わせて訪れてください
- アクセス:湯畑観光駐車場から徒歩5分/草津温泉バスターミナルから徒歩5分/西の河原公園駐車場から徒歩10分
- 駐車場:熱乃湯の専用駐車場はありません。湯畑観光駐車場(TEL 0279-88-2704)または西の河原公園駐車場を利用してください
- 問い合わせ:熱乃湯 TEL 0279-88-3613(受付8:30〜17:00)/草津温泉観光協会 TEL 0279-88-0800
(出典:草津温泉 熱乃湯 公式サイト)
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