三徳山投入堂|鳥取県の人気国宝パワースポット参拝ガイド2026
三徳山投入堂:絶壁の岩窟に建つ日本一危険な国宝を参拝する
鳥取県東伯郡三朝町の三徳山(みとくさん)は、修験道の霊場として古くから崇められてきた山です。その奥院として知られる「投入堂(なげいれどう)」は、断崖絶壁の岩窟に建つ国宝の建物で、「日本一危険な国宝」として知られています。凝灰角礫岩の層と安山岩の境目が浸食されてできた岩窟に、宙に浮かぶように建てられており、他に類を見ない姿です。
投入堂の謎と伝説
年輪年代測定の結果、投入堂の用材は平安時代後期にさかのぼることが判明しています。どのようにしてこの断崖の岩窟に建設されたのかは今も謎のままです。伝説では、慶雲三年(七〇六年)に修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)が三弁の蓮花を散らし、その一弁が落ちたこの地に堂宇を建て、法力でお堂を小さくして岩窟に投げ入れたと伝わります。なお参拝登山で行けるのは投入堂の手前までで、堂そのものに立ち入ることはできません。
参拝への道:修行の険しい山道
投入堂への参拝は、険しい岩場・樹根の道を登る本格的な登山です。受付では服装と靴のチェックがあり、スニーカーなどでは入山許可が下りないことがあります。公式には「金具の付いていない登山用シューズが一番確実」とされ、靴が理由で許可が下りない場合は有料のわらじに履き替えることで入山できる場合があります。スカート、かかとの高い靴、革靴、サンダル、スリッパ、滑りやすい靴、底にスパイクや金具の付いた靴は不可。ピッケル・ストック・杖も山道や木の根を傷めるため使えず、幼児は登山できません。両手が使えるようリュックサックでの携行が望まれ、受付で貸し出される輪袈裟(わげさ)を必ず着けて参拝します。滑落事故が多発している険しい道であり、その困難さゆえに到達したときの感動は格別です。
三徳山の自然と信仰
三徳山全体が修験道の霊場として整備されており、文殊堂・地蔵堂・観音堂・鐘楼堂など複数のお堂を巡りながら奥へ進みます。文殊堂・地蔵堂は室町時代後期、観音堂は江戸時代前期の建立とされます。ブナやヒノキの原生林の中を歩く参道は神秘的な雰囲気です。
三朝温泉とあわせて
三徳山の麓には世界有数のラジウム泉「三朝温泉(みささおんせん)」が湧きます。投入堂参拝で疲れた体を癒すのに最適で、参拝とセットの1泊2日プランが定番です。
旅の実用メモ
- 登山参拝の受付はおおむね八時から十五時まで(下山は十六時半ごろまで)で、遅い時間は入山できません
- 安全のため、単独では入山できず、必ず二人以上での参拝が義務づけられています
- 両手が自由に使える身軽な服装が必須で、雨や雪などで危険と判断された場合は入山禁止になります
- 弁当の持ち込みは禁止で、山内での食事も控えるよう求められています。動植物の採取・喫煙・火気の使用は厳禁、境内でのドローン飛行も禁止されています
- 例年、積雪のある十二月ごろから翌年三月ごろまでは冬季の入山禁止期間となり、春の一定の日をもって再開します
- 料金は入山志納金(大人400円・小中学生200円)と投入堂参拝登山料(大人800円・小中学生400円)の合計で、大人1,200円・小人600円。20人以上の団体は大人1,150円・小人550円です。入山志納金は三徳山受付案内所で、参拝登山料は本堂裏の投入堂参拝登山受付(入峰修行受付所)で納めます。現金を用意しておくと安心です
アクセス
JR倉吉駅から路線バス(日ノ丸自動車「三徳山・三朝温泉-倉吉駅・生田」線ほか)で三朝温泉まで約20分。三徳山へはさらに三徳山方面行きの路線バスに乗り継ぎます。本数が限られるため、事前に時刻表を確認してください。
📚 情報の参照元
本記事は、三徳山三佛寺の公式情報、三朝町観光協会の案内、および国宝・投入堂に関する文化財関連の公表資料を参考にまとめています。現地の登山受付所に掲示された案内も参照しました。入山料や受付時間、服装規定などは変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式情報でご確認ください。
参拝・観光のチェックリスト
- 所要時間の目安: 公式の目安は登山事務所から往復およそ1時間30分〜2時間。初めての方はさらに余裕を見ておくと安心です。
- 服装・持ち物: 断崖の岩場を登るため、滑りにくい登山靴や動きやすい服装が必須です。
- 入山の準備: 受付で服装と靴のチェックがあり、条件を満たさないと入山できません。幼児は登山できず、ストックや杖も使用できません。
- まわり方: 参拝登山で行けるのは投入堂の手前まで。体力に不安があれば、本堂までの参詣(入山志納金のみ、受付8時〜17時)にとどめる選び方もできます。
- 注意点: 単独での入山は認められず、二人以上での登拝が求められます。
訪問の実用情報
- 投入堂参拝登山の受付時間:8:00〜15:00(下山は16:30まで/時間外は閉門)
- 本堂までの参詣受付:8:00〜17:00
- 料金:入山志納金 大人400円・小中学生200円 + 投入堂参拝登山料 大人800円・小中学生400円 = 大人1,200円/小人600円(20人以上の団体は大人1,150円・小人550円)。本堂までの参詣は入山志納金のみ。入山志納金には宝物殿の入館料が含まれます
- 必ず2人以上:一人での入山はできません。幼児も登山できません
- 服装・靴:受付で服装と靴のチェックがあります。金具の付いていない登山用シューズが最も確実で、スニーカーでは許可が下りないことがあります。その場合は有料のわらじに履き替えれば入山できる場合があります。スカート・かかとの高い靴・革靴・サンダル・スリッパ・滑りやすい靴・底にスパイクや金具の付いた靴は不可。ピッケル・ストック・杖も使用できません。受付で貸し出される輪袈裟を必ず着けて参拝します
- 中止・閉山:雨や雪などで危険と判断された場合は入山禁止。例年12月〜3月ごろは積雪のため入山禁止です
- 所要時間:登山事務所から往復およそ1時間30分〜2時間が目安
- 禁止事項:弁当の持ち込み禁止、山内での食事は遠慮を。動植物の採取・喫煙・火気は厳禁。境内はドローン飛行禁止区域です
- 参拝範囲:参拝登山で行けるのは投入堂の手前まで。堂そのものには立ち入れません
- 問い合わせ:三徳山本坊三佛寺 0858-43-2666(8:00〜17:00)
- アクセス:JR倉吉駅から路線バスで三朝温泉まで約20分、三徳山方面行きに乗り継ぎ
※参拝登山ができるかどうかは当日の天候・積雪で変わります。出発前に必ず三徳山三佛寺公式サイトの最新情報をご確認ください。
(出典:三徳山三佛寺公式サイト、日本遺産「三徳山三朝温泉」公式サイト、三朝温泉観光協会公式サイト)
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