神明の花火大会|山梨・市川三郷町の夏を彩る約2万発
山梨県市川三郷町で開かれる「神明の花火大会」は、笛吹川の河川敷を舞台にした夏の一大イベントです。市川三郷町ふるさと夏まつりの一環として毎年8月7日に開かれ、約2万発が甲斐の夜空を埋めつくします。日付が動かないのがこの大会の特徴で、2026年(令和8年)も8月7日(金)、19時15分ごろの打ち上げ開始が予定されていました。
山にかこまれた河川敷という舞台
打ち上げ場所は三郡橋と富士川大橋のちょうど中間、三郡橋下流の笛吹川河畔です。観覧エリアは川に沿って開けており、両側を山にはさまれた地形が音を反響させます。とくに二尺玉(直径およそ60センチの大玉)が開いたときの轟音は、耳ではなく体で受けとめる種類の音です。音楽と連動したワイドスターマインなど、全国の名門煙火店が腕を競うプログラムが組まれるのも、この大会の特徴です。
和紙づくりから生まれた花火の町
市川三郷町の花火は、この土地の和紙づくりと切り離せません。平安のころ、京から製紙の技を伝えた紙職人がこの地に住みつき、良質な和紙「肌吉紙(はだよしがみ)」を生み出したと伝えられます。和紙は花火玉の外皮に欠かせない材料で、紙の技が花火の技へとつながっていきました。人々は紙の神をまつる神明社にその職人をまつり、命日にあたる日に花火を打ち上げて供養したのが神明の花火の起源とされ、戦国のころには日本三大花火のひとつに数えられたとも語り継がれています。「はなびの里」を掲げるこの町で、8月7日という日付が動かないのは、こうしたいわれがあるからです。
訪問の実用情報
- 開催日時:毎年8月7日。2026年(令和8年)は8月7日(金)19時15分ごろ打ち上げ開始と発表されていました。2027年の詳細は市川三郷町の公式発表でご確認ください。
- 打ち上げ数:約2万発
- 会場:三郡橋下流の笛吹川河畔(打ち上げ場所は三郡橋と富士川大橋の中間)
- 観覧料:河川敷の一般観覧エリアは無料。有料観覧席は別途チケットが必要
- 有料観覧席:通常席5,000円/名、イス席6,000円/席、ゆったり席8,000円/名、身障者席25,000円/席のほか、ぴあ特別プレミアムVIP席(2名席)、ぴあ特別テーブル席(4名席)といった特別席も設けられます。人気が高く事前販売・抽選が基本なので、旅程を組む前にまず席の受付時期を確認するのが確実です
- 雨天時:雨天決行。荒天の場合は8月8日・9日に順延されます
- アクセス(電車):JR身延線・市川大門駅から徒歩約10分
- アクセス(車):中央自動車道・甲府南ICから約10km、中部横断自動車道・増穂ICから約3km
- 交通規制:一部地域では14時30分から規制が始まり、22時ごろまで続く予定です。会場周辺に車で入るなら、規制が始まる前に到着しておく必要があります
- 駐車場:会場周辺は大変混み合うため、軒先パーキングによる事前予約駐車場の利用が案内されています
- シャトルバス:六郷・三珠・増穂の3ルートで運行予定。会場方面は16時00分〜19時15分、帰りの各停留所方面は20時30分〜22時00分の運行です。またイオンモール甲府昭和からの路線は有料観覧席チケットの提示で乗車でき、往路は16時00分・16時30分・17時00分、復路は21時30分ごろから随時、最終便22時30分の予定です
- 屋台・出店:出店があり、公式サイトで出店店舗の一覧が事前に発表されます
- 帰りの混雑:打ち上げ終了が21時前後で、交通規制の解除は22時ごろ。終了直後は駅も道路も一斉に人と車が動くため、シャトルバスの最終時刻や身延線の時刻をあらかじめ手元に控えておくと安心です
- 問い合わせ:市川三郷町 TEL 055-272-1101/ふるさと夏まつり実行委員会(産業振興課)TEL 055-240-4157
📚 情報の参照元
開催日時・打ち上げ数・会場・雨天時の扱い・交通規制の時間帯・アクセス・シャトルバスの運行時間は、市川三郷町公式サイト「神明の花火」の大会概要をもとにしています。有料観覧席の席種と料金、イオンモール甲府昭和路線のシャトルバス時刻は、同サイトの有料観覧席案内で確認しました。座席の販売スケジュールや駐車場の運用は年によって変わり、交通規制の範囲も当日の運用で変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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